今日の1台・1195

テーマ:

 

所有事業者:横浜市交通局(神奈川)

仕様・用途:観光貸切仕様

愛称:YOKOHAMA LIMOUSINE

登録番号:横浜200 か 3932

局番:3-3015号車

配置:保土ヶ谷営業所

初年度登録:2013年

シャシー製造:日野自動車

搭載機関:日野A09C〈AT-Ⅷ〉型

車体架装:ジェイ・バス小松

車両型式:QRG-RU1ASCA

車名:日野セレガ・ハイデッカ

撮影日:2024年12月8日(日曜日)

撮影場所:首都高速道路大黒パーキングエリア

 

 

路線バス専業のイメージが強い横浜市営バスですが、貸切仕様もあります。以前はアイボリー地に薄い緑とピンクのストライプを入れ、腰部には濃いマルーンという出で立ちで、路線バスタイプの貸切仕様車は今もこのカラーを堅持しています。

一方、観光バスタイプの貸切仕様車は現在、赤一色(屋根部は白)という派手な色になっています。横浜が舞台と言われている童謡「赤い靴」をイメージしているのは誰の目にも明らかなんですが、前述のアイボリー地のカラーの方が良いなと思うのは私だけでしょうか?

 

この赤一色のボディカラーは2008年にそれまでの二階建てバスを置き換える形で登場したセレガのスーパーハイデッカーに端を発します。当時は貸切仕様ではなくて、横浜市内をぐるぐる回る定期観光バス「横濱ベイサイドライン」専用車でしたが、2016年に定期観光が運用を終えると貸切仕様に転じています。

 

観光タイプの貸切仕様車は2011年に1台、2013年に2台が増備されましたが、いずれもハイデッカーになります。

その貸切仕様車、車体側面に「YOKOHAMA LIMOUSINE」と書かれていますけど、空港輸送仕様ではありません。局内では「リムジン車」と呼ばれているそうです。

 

撮影時は乗客を乗せてなく、もしかしたら、乗務員の訓練を兼ねていたか、あるいは乗客を降ろして塒である保土ヶ谷営業所に戻る途中だったか、そんなところかな。

 

 

【参考文献・引用】

バスラマインターナショナルNo.182

年鑑バスラマ2012→2013

(いずれもぽると出版社 刊)

ウィキペディア(横浜市営バス、赤い靴)