函館 ('03.5.10)
駅で明日の寝台特急北斗星の券を買う。
みどりの窓口には「満席」と貼り出されていたが、窓口で尋ねてみたところ、運良くソロ(B寝台個室)が1室だけ空いていた。これで帰りはだいじょうぶ。
ついでに、今後行くことになる青森までの運賃を見る。
\3,150。
自由席特急券込みだと\4,830か。
津軽海峡を挟む木古内(きこない)-蟹田間は、昨年12月のダイヤ改正で快速「海峡」が廃止になり、特急しか通らない区間になった。
しかし、石勝線と同じように、沿線住民に配慮して、木古内-蟹田間だけを利用する場合は、特急料金がかからないらしい。
ただ、石勝線と違って、木古内や蟹田には列車が止まらないことが多い。
都合よく木古内で特急に乗り、蟹田で降りることができれば、路銀の節約になるのだが。
※2016年、北海道新幹線の開業に伴い、この特例は廃止されました。
無事チケットが取れた祝い、というわけではないが、晩ごはんはちょっとリッチなところで食べよう。
- 五稜郭でお花見するつもりだったのに(函館・五稜郭)
- なぜか修学旅行の定番トラピスチヌ修道院(函館・湯の川)
- バスがなければゲーセンまで歩いて繋ぐ!(函館)
- 五島軒の本店でカレーライスを食べる(函館)
- レトロ路面電車で金森赤レンガ倉庫群へ(函館)
十字街
市電に乗って十字街へ。
(ゲーム路銀 -\11,350-\200=-\11,550)
五島軒本店。
創業明治12年の洋食屋さん。
店名は初代コック長の五島英吉に由来する。
彼は箱館戦争で幕軍に属し、敗戦後ハリストス正教会にかくまわれた際に料理を覚えたという。
五島軒名物のカレーセットを食べる。
\2,400+税(※2003年当時)と、値段的にはぜいたくしているわけではないが、味のほうはぜいたく。
作家・船山馨氏に「味はとびきり、値段は手頃」と評されたのもうなずける。
こちらの建物は戦前からのもので、国登録有形文化財に指定されているそうだ。
再び市電に乗り、函館駅前……の一つ先の松風町へ。
(ゲーム路銀 -\11,550-\200=-\11,750)
松風町
実は昨日、函館山から戻ったときに、駅前の商店街でゲーセンを見つけていたのだ。
「ゲームインバルセロナ」で路銀を稼ごう。
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」から捻出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(現在のゲーム路銀 -¥11,750)※北海道内はマイナスでも可。
まず『ミスタードリラーG(グレート)』で1000m。
『上海 三国牌闘儀』は2面目で手詰まり。
『THE KING OF FIGHTERS '02』では2連敗。
もう一度『ドリラーG』をやろうと思うが、空いてなかったので、『ミスタードリラー2』のほうをやるが、675mで終わる。
日頃、『G』のホリンガーZロボの「頭にブロックが落ちても1回だけ耐えられる」という特殊能力に、いかに頼り切ってきたか思い知る。
最後に『ドリラーG』で1000mクリアー。
(ゲーム路銀 -\11,750-\600+\2,700=-\9,650)
9時40分、ホテルに戻る。
-\9,650
はこぶら(函館市公式観光サイト) JR北海道 函館市企業局交通部
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
当ブログ内で、ゲームブック風アドベンチャーゲーム『香川県からの脱出』を公開しています。
※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
- レトロゲームが大好きだ(昭和編) [ ゲイムマン ]楽天市場レトロゲームの紹介と、そのゲームの舞台(?)探訪。ねとらぼ連載。インベーダー、パックマン、テトリス、スタソル、いっき等
- レトロゲームが大好きだ(平成編) [ ゲイムマン ]楽天市場レトロゲームの紹介と、そのゲームの舞台(?)探訪。ねとらぼ連載。ストII、ソニック、ぷよぷよ、太閤立志伝、超兄貴等
- 悪役は口に苦しAmazon(アマゾン)俳優・八名信夫氏の著書。私はこの中で、昭和中期のパリーグ、東映ヒーロー、ひょうきん族等について補足説明を少し書いてます。