阪神電車の大物駅を通る阪神、近鉄、山陽電鉄の列車を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
阪神大物駅は兵庫県尼崎市にある駅で、上り方で大阪梅田方面に向かう本線と大阪難波方面に向かう阪神なんば線の分岐駅となっています。
停車する列車は普通と阪神なんば線の準急・区間準急で、それ以外の速達列車は当駅を通過します。
記事に使用する画像は大物駅以外で撮影したものも含まれます。
阪神1000系
阪神1000系は2006年に登場した急行用車両です。
2009年から始まった近鉄奈良線との直通運転に対応した車両で、6両編成と2両編成があり、双方を組み合わせることで最大10両編成まで対応しています。
近鉄に直通する列車のほか、本線の特急などにも使用され、大物駅には阪神なんば線の普通、準急、区間準急運用のときに停車します。
阪神1000系にはいくつかのラッピング車両があり、下の画像は大阪万博のPRラッピング車両です。
下の画像は阪神電車と桃園メトロの連携を記念したラッピング車両です。
桃園メトロは台北市内中心部と桃園国際空港を結ぶ路線です。
台湾・桃園メトロの動画は、下のリンクからご覧いただけます。
阪神5500系
阪神5500系は1995年に登場した普通列車用の車両(ジェットカー)で、2016年からリニューアル工事が始まり、現在までに全編成が完了しています。
なお、本線の普通列車が発着する大物駅の本線上りホーム(1番線)はホーム長が100mしかないため、4両編成しか停車できません。
リニューアルとともに車体の塗装が変更されたため、下の画像の5500系のオリジナルカラーは見られなくなりました。
一方で、制御機器の取り換えは行われなかったので、三菱GTO-VVVFのサウンドは引き続き聴くことができるのは嬉しいところです。
阪神8000系 甲子園100周年記念トレイン
阪神8000系は1984年から阪神・淡路大震災の被災補充を含めて1996年までの長い期間にわたって導入された急行用車両です。
製造時期によっていくつかのバリエーションがあり、「甲子園100周年記念トレイン」は1986年から1990年にかけて導入された「タイプⅢ」にあたります。
甲子園100周年記念トレインには、1970年代から最近までの野球マンガのキャラクターがフルラッピングで描かれています。
阪神8000系は本線の特急、急行系の列車に使用されるため、当駅は通過します。
近鉄1026系 ならしかトレイン
近鉄1026系は日立製のGTO-VVVF機器を搭載する車両のうち、4両、6両編成でボルスタレス台車を装備する車両です。
このうち1027編成と下記画像の1029編成が「ならしかトレイン」ラッピング車両となっています。
外観は近鉄奈良駅周辺の風景と鹿がフルラッピングで描かれ、観光地・奈良をPRする列車となっています。
今回は撮影のみに留まりましたが、車内もシートのモケットやつり革が鹿のデザインになっていて、ぜひ乗ってみたい車両です。
近鉄1026系は阪神なんば線の普通、準急、区間準急で運用されたとき、大物駅に停車します。
標準色の1026系も撮影できました。
阪神5001形
阪神5001形は1972年に登場した普通列車用の車両(ジェットカー)で、2024年12月時点で最後の1本が運用に就いています。
阪神電鉄から5001形の2025年2月引退が発表されました。
クリーム色とマリンブルーの「青胴車」と呼ばれるカラーリングはまもなく見納めとなります。
阪神5001形などの普通車(ジェットカー)の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
山陽電鉄6000系
山陽電鉄の6000系は2016年から導入されている車両で、3両編成と4両編成が存在します。
運用は阪神・阪急三宮〜山陽電鉄線内がメインですが、3両を2本つないだ6両編成で「直通特急」に入ることがあり、大物駅を通過します。
直通特急で使用されている山陽電鉄の車両では5000系がメインですが、撮影時は見かけませんでした。
YouTube動画では、大物駅に停車、通過する阪神、近鉄、山陽電鉄の車両を取り上げています。
本記事とあわせてぜひご覧ください。
この記事は【その2】に続きます。
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