東海道 山陽新幹線 検測車 923形電車•••••••,通称 ドクターイエローです。
写真は初登場ではありませんが、記事としては初UPです。
目撃体験は幾度となくあるのですが、ちゃんと写真に撮ったことができなくて、ミッシングトレインとなりかけていました。
この700系タイプのドクターイエローは、T4編成とT5編成の2本が存在していて、T4編成はJR東海、T5編成はJR西日本が所有しています。



11月16日、急行サロンカー白兎を撮った帰りなのですが、新大阪駅で自分が乗る新幹線を待っていた時のこと。
案内板の列車番号へ9の数字が入っていたら、ドクターイエローの確率がかなり高いことは知っていたものの、アナウンスの「回送列車が入線します」の声に「ふぅ~ん••••」ぐらいにしか認識してなくて。
目の前を減速しながら走り去って行く列車は黄色かった•••••••,ので、油断したなぁ~と(笑)
ホームで出会ったのは初体験 ── それは17時23分のできごとでした。




入線して来たドクターイエローはT5編成で、JR西日本所属の編成ですが、JR東海のT4編成は来年5月1日付けで車籍抹消予定となっています。
T5編成はあともう約2年の運行期間が残っていますが、700系タイプのドクターイエローが廃車となると、次の新型は製造されません。
初代新幹線の0系電車以降、空力学的に先頭形状が鋭角化してボンネットが長くなりましたが、N700Sが開発されている折に、JR東海の担当者さんのインタビューが、ずっと頭の隅に残っていました。
「長くなったボンネットの下、連結器以外に何を入れるのかが、これからの課題です」



信号技術・通信技術そしてIT技術の進化によって、検測車を制作しなくとも営業車へ搭載して、ドクターイエローより1ランク上の検測が、行える時代となりました。
日本の鉄道からドクターイエローが消えるのも、もう時間は僅かしか残されていません。
T4編成が引退するまで4カ月強の先日、JR東海はT4編成の一部車両を、リニア鉄道館で静態保存すると発表しました。
と言うことは?•••••••,また、展示車両の何かが放出されることを意味します。



リニア鉄道館の収蔵車の中で、鉄道の高速化に貢献した形式は流電ことクモハ52系、そして日本最大の旅客機 C62形ぐらいしかありません。
産業遺産・工業文化財としては、収蔵されている総ての車両に、未来へ遺すその価値は高いのですが、JR東海にとってはどうなのでしょう。
そこが凄く気になっていたところへ、現在 展示している0系タイプのドクターイエローを排出するとの噂が入り、心を痛めていたのですが。
0系タイプのドクターイエローはT3編成と呼ばれ、JR西日本の所有車両でリニア鉄道館へ貸し出し展示をしているのだそう。
-リニア鉄道館- 0系タイプ ドクターイエローの関連イベント |
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車籍抹消は5月1日とのことですが、検測業務は1月で終了となっていて、引退した後は公開か非公開かがまだ未定とJR東海はコメントしていますが、収蔵によってはじき出されるT3編成は、どうやらJR西日本が引き取るようです。
T3編成は、白山市立高速鉄道ビジターセンター(トレインパーク白山)に常設展示されることになったようで、来春から正面の広場にお目見えするそうです。
リニア鉄道館にとっては、0系タイプ ドクターイエローの最後の冬と言うことで、年末年始からさまざまなイベントを企画しています。
また、トレインパーク白山は北陸新幹線 敦賀延伸に合わせて3月、白山総合車両所の隣接地にオープンした市営施設で、年間目標の18万人を既に越えて18万2800人が訪れている人気施設なのだそうです。
さて、かつてはJR東日本の東北新幹線や長野行新幹線でも活躍したドクターイエローですが、既にその存在は無く、九州新幹線にはそもそもドクターイエローは存在していません。
最後 となるドクターイエローその先行引退を迎えるに当たって、JR東海ではJRバスとタイアップして「幸せの黄色いバス」が走っているそうです。
運転日は不明、運行時刻も不明のドクターイエローですが、それ故に出会える確率から「見られたら幸せになれる」とも言われる、不思議な列車。
その日は突然現れたドクターイエローで同じく引退間際の500系とも並んでくれましたが、残された私の人生•••••••,幸せになれるかな?
なれたらいいな☆彡