(その9からの続き)
2日目の朝を迎えました。
昨日同様、今日もすっきり晴れています。
今日は白石から東へ進み、岩沼駅の先まで進みます。
仙台平野に向かって緩やかに下る形で、予定歩行距離は40km程度。
大河原の一目千本桜など見所も点在しますが、どんな景色が待っているのでしょうか。
2日目・5月5日(日) 歩行区間:白石-岩沼 天気:晴れ
白石(7:15発)-
朝7時15分、ホテルを出発しました。
予定ではもう少し遅く出発するつもりでしたが、
いろいろ寄り道しようと思い、1時間早く出発することに。
忘れ物はないよね。
昨日のうちに荷物は整理したから大丈夫だよね。
まずは駅前通りを西へ。
昨日合流した四つ角も越えて、さらに西へ。
そのまま進むと、右手に石垣と水路が通る道に突き当たりました。
まずはちょっと白石城に寄り道してみます。
地図と道しるべに従って進むと、白石城の三階櫓が見えてきました。
券売機があるということは、有料ゾーンがあるんだな。
どこまで無料でいけるのかな?
とりあえず門は開いてるから入れそう。
どうやら、三階櫓の中が有料ゾーンらしい。
どのみちまだ営業開始前で中に入ることができない。
三階櫓は実質的な天守閣だったようですが、
白石城が属した仙台藩は一国一城令下でも複数の城があったため、
支城的立場だった白石城では敢えて「天守」という言葉を使わなかったとか。
でも、ここまで見ることができたら満足、
ということで先へ進みます。
先ほどとは違う道を通って、中町の交差点まで戻りました。
中町の交差点を左折して、アーケードの商店街を北へ。
この道も奥州街道の旧道らしい。
たぶんこの通りが白石市街地の中心だと思うけど、
この時間はまだひっそりとしている。
突き当たりを左折。
アーケードは途切れましたが、
沿道には古い家屋が点在していて、城下町らしさがある。
次の角を右折して、県道12号を北へ。
古い建物が無いと思ったら、街道から外れたみたい。
東白石駅へ向かうべく、県道を抜けて小道を東へ。
まもなく車がすれ違える程度の道に出ましたが、
周囲は落ち着いた雰囲気の住宅地に。
そのまま住宅地を進むと、右奥に工場の建物が見えてきました。
工場の建物を通り過ぎるところで砂利道に変わりました。
言われてみれば車の行き来が無くなった。
左を向けば、宮城蔵王の山々。
今はまだ涼しいですが、気温はこの時期としてはかなり高め。
それでも、山頂付近にはまだ雪が残っていました。
(その11へ続く)
白石駅付近のGPSログ(1/30,000)です。