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本日、205系1100番台のT15編成とT17編成の2編成が連結し、6両編成で走行しています。行先は大宮総合車両センターと見られます。
205系T15編成&T17編成 浜川崎方がT17編成、武蔵中原方がT15編成です。
205系T15・T17編成は今年の頭の運用離脱以降、一貫して中原支所に留置され続けた編成で、一度も国府津車両センターへの疎開回送を行っていません。そのような状態で今回大宮総合車両センターに向かうようです。これまでは国府津に行ってから、郡山総合車両センターに入場するというのが定番でしたが、ここにきてまさかの違う動きということで驚きですね。大宮総合車両センターは解体設備を有しない工場です。近年では保存車両の解体や、185系C5編成の解体を行った実績はあるものの、いずれもイレギュラーな解体となっています。これらのことを考えると、解体のために大宮に入場したと考えるのは微妙です。またこの頃に及んで他線で使うための転属ということでも、さすがにないでしょう(笑)検査を受けるという可能性についても、いずれの編成も最終検査は2023年と近年ですので、まだ検査期限ではありません。こういったことを考えると、検査というわけでもなさそうです。それでは一体、何のための入場なのでしょうね。
一つ考えうるのが、他社譲渡の改造の為の入場でしょうか。205系が国内で他社譲渡されたのは富士急行があります。これまでは長野総合車両センターで改造工事を行っていました。しかし、今回は大宮総合車両センターに入場ということですので、もしも他社譲渡改造を大宮で行うのならば初の動きになりますね。大宮は近年でも、B.B.BASEやいろはなど、大規模改造を行ってきていますので不可能ではないでしょう。他社譲渡改造の為の入場という可能性はあり得るのではないかと思います。
それでは、もしも他社譲渡の為の入場であった場合、どの鉄道が購入するのでしょうかね?最有力はやはり富士急行でしょうか。3両編成の205系ということで、編成構成は違うものの、富士急行にはピッタリの車両ということになりそうです。さらに1000形1001Fの引退が発表されており、こちらの代替車両を導入するという趣旨の発言もありました。こういったことを踏まえると、やはり富士急行への譲渡の可能性というのが高いのではないかなと思うところですね。しかし、本当に富士急行なのだとしても、なぜ長野ではなく大宮でやるのかは気になる所ですね。何らかの事情があるのでしょうかね?
ここにきてまさかの生き残る可能性が出てきた205系1100番台。今後の動向に注目ですね。
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