写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2896列車 「 カニ装飾の289系FG406編成を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

新鶴見のPF2067と2074の2両が大宮へと廃回

されたそうでございます。

 

しかも事前にナンバープレートやメーカーズ

プレートまでが引っぺがされ寝起きのカミさん

みたいな姿になっての回送。

 

寂しさよりも哀れさが先に立ってしまいます。

 

国鉄時代からの長きに渡って黒磯から幡生まで

駆け抜けた名機の一族が、またその版図を少し

狭めてしまいました。

 

一方で吹田の方では暫く8864〜8865レ専従と

なっていたEF66 119が落ちた、という話も耳に

致します。

 

来年度改正を前にして、いよいよ本格的な終末

準備となるのか。

 

PFや鮫たちの動向が気になります。

 

 

さて、今回の更新はカニラッピングが施された

289系を狙いましたご報告でございます。

 

この日は第2894列車記事で撮影致しました

横浜市営地下鉄甲種輸送を狙いに来たのです

が、ついでとしてカニ特急も仕留めました。

 

 

2024-11-15 289系FG04編成

非貫通先頭車にへばり付くカニが描かれ、一瞬

事故でヤバい状態のまま走っているとつい錯覚

しそうになる、赤い前面下部が特徴的だと

感じます。

 

福知山の287系や289系は、冬時期のカニ

特産となる兵庫北部への足となっております為

観光誘致として、ラッピングが施されたのだと

推察致します。

 

実際、側面窓下には

冬のご馳走 カニを食べに行こう!という文句が

貼り出されております。

 

 

2024-11-10 225系I6編成ほか12両

初手、低い露出をカバーすべくSSを落として

遊んでおりました練習撮影では、対向の新快速

との離合が上手い具合に目の前で展開されて

面白い絵面となりました。

 

被写体となる手前の225系は止まって見え

反対に対向の列車は流れてブレております。

 

まるで名神クロスに225系が停車したかの様な

成果となりました。

 

 

2024-11-15 289系FG04編成

薮から出てきたラッピング編成を、先ずご挨拶

がてらに一コマ切ります。

 

この時点で既に289系前面に赤い何かが付着し

不穏な気配を漂わせているのが判ります。

 

ここから構図を改めまして、本命コマを狙う為

再びカメラを構えます。

 

 

2024-11-15 289系FG04編成

今回の〆。

 

まるでど根性ガエルのピョン吉みたいに平面へ

へばり付きます、赤いカニ

 

JR西はパンダもそうですが、奇抜なデザインの

ラッピングが目を引きます。

 

よく見るとカニの甲羅や腕には凹凸もしっかり

描かれていて、割とリアルに寄せてあるのが

また絶妙な気持ち悪さを醸しております。

 

この様な意匠はワタクシ、結構好きなので

楽しく撮影させていただきました。

 

 

2024-11-15 289系FG04編成

オマケ。

 

貫通側先頭はまた違ったデザインになります。

 

このショバではケツ打ち不可でございますから

無理矢理ケツを覗こうとチャレンジ致しまして

ご覧の様なカットとなってしまいました。

 

カニの鋏が一対、貫通扉を挿む様にして

屹立しております。

 

 

カニ料理が好きなウチのカミさん曰く、蟹は

脚や鋏では無くボディこそ美味い、との事で

ございます。

 

つまりこの鋏だけのデザインが示しているのは

美味い部分はもう食べ終わりました、という事

なのでしょう。

 

蟹を食べて満足した、日本海側から関西へ戻る

列車の先頭らしいデザインと申せるのかも

しれません。

 

知らんけど。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!