↑ファミリー公園前を通過する9820系。シックな装いが初冬の風景に調和する。全て2024年12月。

年に一度、自然がおめかしする。もう少し見てほしい。インバウンドもここまでやって来ない。
近鉄橿原線。奈良県を縦に結び、ここをゆく近鉄電車も多彩だ。
特急は、しまかぜ、伊勢志摩ライナー、ビスタカーに汎用車。一般車は最新の8Aから8000系まで。



そんな中にあって、一般車の「シリーズ21」に注目してみた。
この日は9820系1本と、地下鉄烏丸線直通が本業の3220系2本が京橿急行に入っていた。3本はちょっと珍しいかもしれない。あるいは運用傾向が変わったのか?

     ↑こちらは地下鉄対応の3220系。6連単独の運転のため京都線系の急行にも適用される。前面は地下鉄対応の非常口が特徴。

シリーズ21は都会的なフォルムと塗色が特徴。都会のオフィスのような雰囲気である。それがまた、ファミリー公園の初冬の色彩に合っているような気がした。

   ↑↓初冬のメタセコイヤ並木に緑の絨毯、そこを都会の風が吹き抜ける。




     ↑3220系が国際会館前ではなく、京都へ急ぐ。

外国人には好まれそうな風景が、近鉄沿線には多いような気がする。