中伊豆観光の拠点ともなっており、JRの特急「踊り子」が2往復、多客期には3往復乗り入れています。
駅名及び地名の由来となった修禅寺は、807年空海が創建したと伝わる古刹です。
鎌倉時代になると、源範頼と源頼家が幽閉され、その後殺害されるなど歴史の舞台になりました。
1409年に焼失しますが、北条早雲により再建されました。この時に真言宗から曹洞宗に変わったようです。
さらに空海は修善寺温泉の開湯にもかかわっており、「河原で病気の父親の体を洗う少年を見た空海が独鈷を用いて岩を砕き、そこから湯が湧出した」という伝説がのこされています。
修善寺川の河原にはこの時湧出した源泉が独鈷の湯という名前で残されています。かつては入浴できましたが、現在は不可とのこと。
また、現在の姿は河川改修により2009年に移設されたもので、旧状は失われていますが、現在も温泉街のシンボルになっています。
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