水島工業地域、片側3車線計6車線の産業道路。両側に歩道はありますが、日常的に使う人はほとんどいなさそうで、伸びた草に覆われ歩道として歩くことが出来ませんでした。
休日ということもあってか交通量は少なかったです。
かすれた文字の倉敷貨物ターミナルの看板。
その西側奥に水島臨海鉄道の車両基地があります。
水臨オリジナル車。MRT305 =Mizushima Rinkai Tetsudouの頭文字でしょう。
遠く千葉県の久留里線から譲渡されたキハ37・38群。元は国鉄再末期 加古川線に投入された新型気動車でした。
これらの珍車両は早朝と午後遅くにしか本線に入りません。
キハ37登場時色。奥にはキハ20の姿も見られました。
久留里線時代に乗りに行ったことはあります。
その久留里線もワースト赤字線で遂に廃止してバス転向という道筋が立てられました。
側面は50系客車によく似ています。50系客車を改造した気動車がありますが、これは改造したものではなく新造登場車。
水島臨海鉄道のオリジナル塗色。塗装によってイメージが大きく変わります。
キハ20は近くで見たかったですが…
3扉型のキハ38。
キハ37系列はこのキハ30系列の置き換えとして登場しましたが、国鉄からJR移行期には気動車のニーズはそう求められず、キハ37・38はほとんど量産されず。
各地の私鉄から老朽化で引退した国鉄型車両が集まる水臨です。再度稼動させるためには大規模な修繕が要るようで、移籍してもすぐに走らせるのは難しいようです。
DE10に代わりDD200ー601の姿も。
工場地帯ですが休日で静かなものでした。