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リニアモーターカーを語ってみよう
背景
コンコルドから始まった「乗り物」について語ってみよう。次はリニアモーターカーを語ってみよう。
(私は鉄道オタク成分ゼロの人間ですよ。)
個人的まとめNoteです。
リニアモーターカーとは?
一般の知識では鉄道の車輪ではなくて磁力で浮上して走行する鉄道のことです。私も同レベルの知識です。
仕組みは?
パンタグラフがないけど?車体側の消費電力はどうやって賄うのか調べたところ、路面側の磁石による電磁誘導で車体に電力を供給していると。MagSafeの巨大版みたいなものでしょうか。
車体を動かす磁力も路面側の磁石をNSNSと誘導させて車体を動かしていく(リニアモータの言葉そのまま)
昭和の夢の乗り物感が凄くしますね・・・
今は側面磁力方式と呼ばれるもので、画像は載せませんが、側面の磁石をNSNSと交互に誘導して推進力を生み出している。電力は底面の電磁誘導で供給する。
別に超伝導磁石でなくても良いのでは?とChatGPTに聞いたところでは、軽量で強力な磁場のためには必要不可欠なのだそうです。
特徴は?
消費電力の低さ
時速500kmで走行した場合の消費電力は80メガワット。新幹線が300kmで走行した場合は13メガワット。
空気抵抗は速度の2条ですから、と言っても80メガワットは4倍以上。消費電力は特に低くないようです。
騒音が低い
新幹線沿線では鉄の車輪の「ゴー」と言う騒音が聞こえますよね。リニアならば、その音はしないのでしょう。トンネルドンと呼ばれるトンネルの出入りでの騒音は時速500kmでは大きくなります。そのうち改善するのでしょうが。
コストが高い?
路面側に置くコイルは銅とアルミ製だそうです。鉄のレールより高いのは間違い無いでしょう。
車体側の超伝導磁石を冷却するためには液体ヘリウムを使用しています。
クライオ冷却器で冷やす→磁石を冷やす→再度クライオ冷却器で冷やす。と、液体ヘリウムを循環させているそうです。やはり今でも10%ほど超高価な希ガスである液体ヘリウムが漏れてしまうと。ならばクライオ冷却器で直接冷やせばいいのでは?はChatGPTによると難しいそうです。
所感
時速500kmのスピードのためには、ありとあらゆる困難を正面突破で克服しているような乗り物感がありますね。
車体側にガスタービンエンジン(かリチウムイオンバッテリー)と発電機、磁石は普通のコイルではダメなんでしょうか?
(本職がそんなことはとっくに考えてますよね・・)