【2】北東パスで行く100万ドルの五稜星
〜時間の許す限り函館を楽しめ!〜
前回のあらすじ 〜ラキピに行く〜
この記事は2024年9月に、劇場版名探偵コナン「100万ドルの五稜星」の聖地巡礼を行った旅の振り返り記事です。
当記事では各種サイトを参考に書かせていただきました。誤った情報がある可能性があります。また映画のネタバレを含みますのでご注意ください。
北海道新幹線・はこだてライナーに乗車し、函館に到着!函館駅周辺の聖地巡礼からスタートしました。そしてお昼にラッキーピエロでハンバーガーやポテトをいただきました。
《前回》北海道新幹線で1年ぶりに函館へ!
ベイエリアの聖地巡礼から!
聖地でもあるラッキーピエロマリーナ末広店でお昼をいただきました。現在いるのはベイエリア、ラッキーピエロの向かいには金森赤レンガ倉庫が広がります。
【巡礼⑪】金森赤レンガ倉庫
本編では全く登場しませんでした。キッド視点の実写映像「1412計画」にて、キッドが降り立った場所ではあります。またBlu-ray/DVD豪華版の三方背ケースのデザインにも使われています。
▼1412計画 PV
【巡礼⑫】観光遊覧船 ブルームーン
ラッキーピエロマリーナ末広店の裏には、映画でも映った「ブルームーン」が停泊しています。函館港を一周する観光遊覧船で、ベイエリアを海の上から眺めることができます。
【巡礼⑬】函館港 末広緑地(西波止場)
ここは平次・コナンが怪我をし、八幡坂大学医学部の「福城聖」に手当てをしてもらった場所です。翌日に巡ります「八幡坂」の1番真下にあたります。
【巡礼⑭】青函連絡船メモリアルシップ 摩周丸
センチュリーマリーナ函館の周辺景色の一つとして本編に映っていました。国鉄時代に就航していた船が係留されており、資料展示や船内博物館として活用されています。
以前の旅で館内を散策しておりますので、気になった方は以下の記事をご覧ください。
▼公開直前PV 46秒くらいのシーン
長すぎるだろ!ともえ大橋
【巡礼⑮】ともえ大橋
摩周丸前広場から階段を登り、ともえ大橋に入りました。カドクラ(慈善事業家の日系アメリカ人)が斧江拓三(財閥の主で、キッドに予告状を出された)を追って動き始めたシーンがここです。全長約2kmにも及ぶ函館港を縦貫する高架道路となっています。
【巡礼⑯】中央ふ頭跨線橋
ともえ大橋を渡り切り、函館駅の北側にきました。函館運輸所における狐面男vsキッド・平次・コナンのシーンで後ろに映っていた橋です。
【巡礼⑰】JR北海道函館支社 函館運輸所
中央ふ頭跨線橋に登ることで、函館運輸所を見ることができます。本編にも登場したとおり、JR北海道と道南いさりび鉄道の車両が確認できます。
ここでのバトルシーンは予告やCMなど多くの告知に使われていますね。例えば、TV熱戦編の冒頭&7秒程にも登場しています。
▼徒歩 末広緑地→函館駅前(電停)
※閲覧時間帯によって異なるルートが表示されます。
箱館ハイカラ號の貸切に乗車
さてこの度、函館市企業局交通部様のご協力により「函館市電」の貸切列車に乗車いたしました。この旅はこちらがメインで、聖地巡礼はおまけであったことをお知らせいたします。
2ヶ月以上前に予約依頼し、メールと電話にて多くの打ち合わせ(確認)を繰り返し、今回有り難くも『箱館ハイカラ號』の貸切列車を運行していただけることになりました。
映画本編(上記特報の冒頭)にも登場する函館市電の古参車両の1つです。4月から10月の土日祝日に数本のみ運行されており、平日の運転はありません。
【巡礼⑱】函館市電39号 箱館ハイカラ號
そして運行ルートも指定することができ、一般列車では味わえない体験をさせていただきました。乗車をしたのは函館駅前の電停です。
⑤函館市電本線
函館駅前(14:04発)
↓団体貸切 5系統 函館どつく前行
函館どつく前(14:19着)
「箱館ハイカラ號」の特徴として、運転台に扉が無いという点が挙げられます。そのため雪が降り寒い冬季と雨天時は運行ができません。
函館市電5系統の終点である「函館どつく前」に到着しました。折り返し電停では長時間の車両撮影が行えるようお願いしました。先発営業列車の出発後、すぐに電停に入線し、後続営業列車の到着ギリギリまで停車していただきました。
車内はこんな感じで一般車両より通路が狭いです。板張りの床や窓枠・赤色生地の座席・ガラス製カバーの白熱電球・籐製のつり革など、内装はとてもクラシックとなっています。
⑥函館市電本線・大森線・湯の川線
函館どつく前(14:34発)
↓団体貸切 5系統 駒場車庫前行
駒場車庫前(15:19着)
十字街・函館駅前・五稜郭公園前と主要電停さえも全て通過。電停で列車を待っていた人たちは大困惑していましたね。貸切ならではの優越感!
そしてここからが貸切限定の特別ルート。なんと「駒場車庫前」に到着後、スイッチバックを繰り返し、そのまま車庫内へ!こんな展望を見ることができるのは貸切のみでしょう。
そして車庫でも撮影タイム!車庫内でお休み中の車両も撮影可能(外からに限り)という理由もあり、車庫内への入庫&出庫をお願いしました。
向こうには唯一の800形電車で、古参車両でもある「812号」がお休み中です。なぜなら今回の貸切の雨天時等代替車両だったためです。普段は営業列車としても活躍されていますが、今日のために車庫で待機してくれていました…。
⑦函館市電湯の川線
駒場車庫前(15:32発)
↓団体貸切 2系統 五稜郭公園前行
五稜郭公園前(15:44着)
乗車したまま車庫から出庫し、楽しかった貸切も終わりへと近づきます。そして「五稜郭公園前」にて終点となりました(営業列車では五稜郭公園前、始発・終着の便はありません)。
2時間お世話になった「箱館ハイカラ號」は、営業列車に続く形で、再び駒場車庫に戻って行きました…。自分が主となり企画をしたからこそ、喜びが大きいものとなった一方、貸切が終了し、寂しい気持ちになりました。
▼函館市電 函館どつく前〜駒場車庫前
※閲覧時間帯によって異なるルートが表示されます。
次回へ続く…市電で大移動
聖地巡礼はおまけ言えども当ブログに引き続き、お付き合いください。函館市電(営業列車)に再び乗車し、市街の端から端まで行ける聖地は全部巡ります!
《次回》函館市電と徒歩でつなぐ聖地巡礼!
【北東パスで行く100万ドルの五稜郭】
(1)北海道新幹線で1年ぶりに函館へ!
(2)時間の許す限り函館を楽しめ!
(3)函館市電と徒歩でつなぐ聖地巡り!
(4)巡礼は終幕へ!函館山からの眺め
(5)廃線へのミチシルベとなる…
【参考にさせていただいたサイト一覧】
©️2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
最後まで閲覧ありがとうございました。