名鉄6750系です。
1986年から1990年に製造された瀬戸線にのみ存在した車両で旧型車の走行機器と新製した車体を組み合わせた車両です。
1次車は先に登場した6600系と同じ2段開閉窓に2代目3300系の顔を合わせたようなデザインをしており、登場当時は6650系と呼ばれていました。そしてこの1990年登場の2次車からは大幅にモデルチェンジをし本線の6500系6次車以降の車体ベースに貫通扉を付けた後にも先にもない独特なデザインとなり、他の路線と繋がってない瀬戸線らしさがより強調されているような気がします。
また、4000系登場までの最新形式であり近代的な見た目に反して揺れや走行音が大きいなどのギャップが凄い車両ですね。
喜多山検査場のキャパの関係で2両単位で分割できるように中間車に運転台が付いているのも特徴です。(この写真じゃわからん)
実車の末期の写真や動画など見てもらうとわかりますが実物はこんな綺麗じゃないです。
晩年は喜多山から移転した尾張旭で整備を行なっていましたが周囲が宅地である事からか塗装設備を設置することが出来ずパッチワークが目立って非常に痛々しい姿で運用されていました。
模型だけでも綺麗な姿であってほしいというのと模型らしさ、他の車両とのイメージ統一からツヤあり新製時みたいな姿で作っています。
瀬戸線という名鉄でも趣の異なる路線だからか製品化にも恵まれておらず、グリーンマックスの自社ブランドであるクロスポイント製品のみ。
瀬戸線専用車並び
どちらもクロスポイントの限定商品で再販も金型の仕様上再販出来ないのが難点か…
(使い捨ての金型を使っており再販が出来ないらしいです。最近だとマイクロエースの東急7200をGM製品として出すような感じだろうか…?)
あり得ない種車との並び
これはなんかずっとやってみたかったことですね。なんでだろ…?
おわり
その他
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使用部品:
リトルジャパンモデルス 名鉄3900系台車
REDTAIL MODELS 1500形ライト
愛東模型車両企画 IR-002 6000番台インレタ
工芸社 エアホース
参考用
☆どうでもいいこと…
文章にする時6750系1次、6750系2次とわざわざいうの面倒だし種車や見た目が違うので普段は1次車を登場時の呼び方である6650系、2次車をそのまま6750系と呼んでいます。
瀬戸線を紹介する有名サイト?でも同じような呼ばれ方をされているのでどちらの呼び方でも良いのでしょう…判断はそれぞれ委ねます。