「TEC STAION 直販限定品」として発売されている207系1000番台(和田岬線)は,筆者が購入するTOMIX製品の中で最も楽しみにしていたと過言ではない製品です.受付開始直後に購入し,すぐに到着しました.
この製品が特筆されるのは,和田岬側から2両目の2号車「モハ207-1032」がT車として設定されていることです.207系は1997年のJR東西線開業前,207-1000系は6+2両編成を組んでいましたが,TOMIX製品は当時から存在しており,実に,それ以来の使用となっています.その後,207系は編成を変更し,登場当初の「6+2両編成」は(皆様もご存知の理由で)再生産のしようがなくなったのですが,トミーテックはこの金型を保管していたことになります.30年後にこのような使われ方となるとは当時想像できたでしょうか?
車番は印刷済みです.207系の車番はプレート式ですがプレートの表現はありません.また,この製品では「サハ207-1103」と「サハ207-1027」は別々の床下が使われており,1000番台と1100番台の差異を表現しています.
収録されている前面表示はこの通りです.
明石〜兵庫の回送ではかなりのスピードを出して列車線(外側線・山側線)を走行して回送されます.さまざまな遊び方ができそうです.
当記事執筆・公開時点で販売中です.
https://www.tec-station.jp/shop/g/g4543736935926/