ついに来るべき時が来たかという感じですね。青春18きっぷがこの冬の発売から、スタンプ式から自機対応方式に変更されることになりました。ネット上ではかなり話題になっています。この切符のシステムを元のように戻すことを目的とした署名活動も始まりました。
個人的には10年ぐらい前からこの切符を活用して旅行を始めるようになりました。5日間で12,050円はかなりお得感があります。好きな時に1日だけとか2日だけ旅行に行くことができるのが最大の売りだと思いましたが、その夢もとうとうなくなってしまいました。これからは購入時に使う日にちを申告することになります。今まで通り5日間用は発売されるのですが、新たに3日間用も発売されるため、完全にキッバー泣かせの切符にはならないのかなと思います。
内心ホッとしている面もあります。5日間すべて使い切れないと、残りをどうしようか考えなくてはいけません。これからはその心配もしなくて済みそうです。JRの見解では、複数人による利用よりも個人使用の利用が増えているとのこと、個人的に見てもスタンプ式の切符は時代遅れという点も否めないかなと思います。なので、システム改編のタイミングとしては適切なのかもしれません。
聞くところによると、ユーレイルフレキシブルパスは、QRコードに対応しており、連続する日程でなくても利用できるという事らしい。青春18きっぷも今後そういう流れで遷移していくといいかなと個人的には思いますが、自機対応の18きっぷを私は受け入れたいと思います。
JR線の全駅下車をしていると、途中下車ばかりするので、スタンプ式の切符だと自動改札機の前でオペレーターと何度となく話することがありましたから、そういう意味で磁気化には賛成です。例えば、私が利用する朝の時間帯、名古屋駅の中央改札口では、若い団体客の応対に時間を取られることが多々見受けられ、こちらはスタンプを押してもらいたいだけなのに、待ち時間も増えるし予定している列車の時刻が迫るしとあまりよくない状況になることがあります。そういう意味でも磁気化には大賛成です。
いずれにしても、私も青春18きっぷの署名活動には賛同する方向で検討していますが、JRの方針にも理解を示したいと思います。