今週末で高崎のカマが牽くイベント列車が終了しますが、もしかしたら配給などの事業用で暫く生き残る可能性があるかもしれません。
さて国鉄時代から高崎にはEF60という電機も配属されていましたが、最後の19号機が2019年に廃車になって形式消滅してしまいました。主に貨物用の地味な存在だったせいかあまり人気がなかった悲運のカマです。
同機はJR化後一時お座敷客車「やすらぎ」と塗装を統一して、メロンパンなどと呼ばれたことがあります。
ある冬に確か予定されていたゴハチの代走で長野のお座敷列車を牽いたことがありますが沼田から先は銀世界でした。
終着の水上は吹雪になっていてまるで北東北に来たような感じです。
やすらぎが引退すると虹ガマと違って直ぐに元の青塗装に戻されて、再び各種団臨を牽きました。
旧客を使った訓練運転にもしばしば登板して、昭和の普通列車の姿を再現してくれました。
そして末期にはヘッドライトを長年の2灯シールドビームから原形のデカ目に変えるというファンサービスが行われました。
自分のラストショットは上越線ではありませんが、尾久で12系客車の回送待ちをするシーンです。
週末は天気に恵まれそうですが先日の上越線での大混雑の毒気に当てられたので、ラストランには参戦せず、遠くから見送りたいと思います。