今回降り立った駅は観月橋、京阪本線の中書島から京阪宇治線に乗り換えて1駅目の駅です。
この日の第1目標はすでにこの駅のホームから見えている巨大なトラス、
ただし、駅の名前になっている観月橋はトラス橋のことではなく、
トラス橋の手前に並行して走っている道路橋の方でともに宇治川に架かる橋のこと、
名前の由来はこの辺りで豊臣秀吉が月見の宴を催したと伝わっていることから。
橋の袂にある碑に「明治天皇御駐輦(ちゅうれん)所」とあります。
明治天皇が神武天皇陵参拝のための大阪行幸の際に立ち寄り休憩された場所、
隣の碑には「淀川維持区域標」、実は宇治川は淀川中流域の通称で河川法上は淀川、以前訪れた大和川とその上流の初瀬川の関係と同じパターンになっています。
そして本題のトラス橋ですが、こちらの名称はずばりそのもの澱川(よどがわ)橋梁、近鉄京都線が走る鉄道橋です。
こちらが澱川橋梁側から見た観月橋、
古参の汎用特急車両
下りの12400系サニーカー、
下りのシリーズ21、
3220系3121F3121、KL21編成
上り京都市営地下鉄烏丸線から乗り入れの10系、
ここで上り1252系+8A系
前2両は1276F先頭1376でしたが後ろに新鋭の8A系が来ました。
ここまで見てきてお気づきかと思いますが、この澱川橋梁、ジオングはないですが「脚は付いていない」
架橋された頃この辺りに旧帝国陸軍の演習場があり橋脚があると演習の邪魔になるため無橋脚に、その後2012年まで国内最長の無脚トラス橋だったことで有名な橋でもあります。
下り8400系8352F8302、L02編成、
下り22000系ACE、
上り京都市営地下鉄10系、
下りのシリーズ21、3220系3123F3123、KL23編成、
上り30000系ビスタEX、
下り22000系ACE、
この日は22600Aceが来ません。
ここでこの前に乗車した19200系、あをによし、
下り奈良行きの第2便が通過して行きました。
この列車が今回ここでのメインのつもりだったのですが、光が反射してこその濃色メタリック色なのにちょうど雲が来て陰ってしまいました。
ここでさっきの8Aが折り返し、
先頭を拡大、
併結部分も拡大、
8A系+1252系1276F1376、
あをによしが行ったので引き揚げようとしたところでその直後に下りの8A系が前から現れました、8Aも顔は近鉄マルーンで濃色なのですがちょうど陽が差してくれました。
上りの京都地下鉄20系、
金属地銀色の地下鉄車両はここまで従来型の10系ばかり続きましたが、2021年にデビューした新しい方の20系も見ることが出来ました。
2023年鉄道友の会ローレル賞受賞車、
あをによし、8A、京都20系と来たのでこの場はこの辺で切り上げて駅まで戻ります。
戻る途中にも、
下りの京都地下鉄10系、
こちらは京都市営地下鉄開業時から走っている方の車両、
最後は樹で後ろが切れていて中途半端ですが観月橋まで戻ったところで来た30000系ビスタEXを。