東京都内(立川〜高尾間)撤退間近?どうなる中央東線211系 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

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中央快速線に二階建てグリーン車が運転を開始してから1ヶ月余。

以来、中央線じゃなくて横須賀・総武快速線E217系の記録ばかりしているが…

ふと二階建てグリーン車の運用開始で、こちらはどうなるのだろう?と考えた形式があった。


中央東線の211系である。

8月21日、春日居町にて


現時点では、普通列車としては大月以西では運用率100%。

大月以東も多数の列車により運行され、高尾発着のほか八王子・立川発着の他豊田始発もある。

また、日々富士急行線河口湖まで乗り入れる運用も高尾〜河口湖間で1往復がある。


塩山にて


そんな211系、まだ中央東線の主力となってからは10年足らず。

東海道線から0番台・2000番台、宇都宮・高崎線から1000・3000番台を転用。

前者は6両編成、後者は3両編成が1単位である。


8月29日、竜王にて


6両編成は暖地向けだったため、ドアの半自動ボタン設置など寒冷地向け改造を実施。

原型としては、1000・3000番台の方がより濃く残っていると言えようか。


特に1000番台は前面窓上部の色褪せぶりが、前所属時代と変化がない。


車体帯の長野色化とバリアフリー対応化など変化はあるが、前配置時代の面影はなお濃い。

ことに0・1000番台はセミクロスシートのままである。


そんな姿のまま走り続けて、古い車両では来年で40年を迎えようとしているが…


気になり始めたのが、中央快速線での二階建てグリーン車本格運用開始後のことである。

特に大月以東について、俄然運用見通しが不透明になってきているようだ。


10月14日、高尾にて

関心事は、立川〜大月・河口湖間の定期運用。

ことに東京都内に関して、ホームドア整備に関連してドア位置の違いが課題として浮上している。

(資料)


ただでさえ近年、211系の東京都内での運用は減少傾向。

大多数が高尾発着となり、こと立川発着となると1日2往復にまで減少してしまっている。

(朝の立川発大月行き1本はE233系、大月で河口湖発の編成を連結)


来年春のダイヤ改正の概要がそろそろ出そうだが、快速線内が白紙ベースになりそうな予感がある中

こちらも果たして安泰としていられるのか??という不安感が、かつて115系の記録を共にしてきた

一部ファンが、最近前のめりに記録蓄積に動いている様子を把握し始めたところである。


まだ大月以西、ことに長野県内は両数や規模からまだ置き換える見通しも見えてこないが…

かつての面影も薄いが、ちょっとばかり、手近なところから気にしておく必要がありそうだ。


ことに富士急行線、私鉄線への定期乗り入れはここしかなく…

寒くはなるが、再履修は積極姿勢で臨みたいと考え始めたところだ。

特に富士急行線1000系と併せて記録できる機会は、もう長くはない。

こちらもE233系へ全面置き換えとか、または極論特急化など可能性があるのだろうか?


大月での分割併合作業も、貴重なもの。


毎日しっかり走っている穏やかなうちに、次の一手を!


初狩にて

すぐすぐに置き換えが及びそうになさそうな区間でも、できるうちに。


10月28日、立川にて


東側の電留基地が豊田車両センターのため、特に立川〜豊田間が風前の灯。

回送運用もまだ多い豊田〜高尾間含め、少ないチャンスを如何にしてモノにできるだろうか?

なかなかウダツが上がらないが、今こそ近隣在住の腕の見せ所、頭の使い所である。