①初北海道新幹線,奥津軽新在分岐点、駒ヶ岳小沼絶景車窓,大沼地ビール
13.憧れの三陸鉄道(8:05)外装チェック
入線していたのは、新潟トランシス社製36‐700形🚞という車両で、サンリオ・キキララ・らら・ラッピングです。
キキララ、可愛いけど、なぜキティではなくキキララなんだろうもちろんサンリオ社の戦略なんだろうけど………。。
断崖絶壁と松の三陸海岸とウミネコ(カモメ?)の背景で、一応三陸バージョンになっている
。
ちょっとっgglって見たら、ききららが東北銀行のキャラクターだからだそうです。東北銀行のロゴ全くないのは偉い→ 「とうぎん×キキ&ララ」列車の運行開始について
後方に回りましたが、前方(宮古・盛方)と同じデザインでした。
さすが、営業キロ163㎞、日本一の第三セクター会社。運賃表も盛駅までの駅名を全てを表示できていません。。。
14.久慈~新田老駅間車窓
念願の三陸鉄道初試乗(めちゃ・ワク)
平日の朝8時台のスジ。高校生が一杯で車内を撮影できませんでしたが、2つ目の停車駅ソルトロード・陸中野田(8:18)駅で久慈工業高校の生徒が下車したので、大分車内は空いてきました。
陸中野田駅では下り線(宮古→久慈)と列車交換のはずですが、Part④で触れた台風5号による宮古~新田老駅間不通による代行バスの運行にともない7~8分遅れての到着。
陸中野田駅を発車すると三陸海岸沿いを走るはずなのですが、ご察しの通り2011年に発生した東日本大震災以降に建設されたと思しき真新しいコンクリート製の水門や…、
高堤防が続きます。津波にも負けなかったのか❓震災後植樹されたのか?並んだ4本松🌲兄弟が「僕達、海を見たい~~」と言っているようで、とても悲しげです。。。
十府ケ浦海岸駅(8:22)。ここでも海岸は見えず、高堤防と水門の光景。
そんな中でも最初のビューポイント。野田玉川~堀内駅間の「安家川橋梁」🌉です。事前に見ていた旅番組では、橋梁上では徐行してくれて、かつ運転士による観光ガイドもあるようですが、当日は代行バス振替によるダイヤ遅延により、観光サービスはカット😭。。。
漁港は下安家漁港⛴️というそうです(ggl調べ)。
堀内駅(8:33ただし定刻の場合)。ほりないと読むようです。
ウニの香り(駅名標上部に小さく記載)・白井海岸駅(8:40ただし定刻の場合)。それよりも「不思議の国の北リアス」のキャッチのほうが素敵
駅からは、やはり白井漁港が見えました。入り江という入江はすべて漁港利用です。農業が不向きな急斜面の三陸地方では漁業がすべてなのが良くわかります。
沿線の拠点駅普代に到着(8:47ただし定刻の場合)。キャッチフレーズは「青の国普代」ですが、なぜでしょう……単純に海に近い
本来なら普代駅で下車して、宮古浄土ヶ浜と並ぶ絶景地「北山崎」を観光する予定でしたが、不通区間発生による臨時ダイヤで、乗車予定の列車が運休しているため、やむを得なくこのまま宮古へ進みます。
普代→田野畑駅間は沿線3番目の長大トンネル普代トンネル(4700m)を通過します。その走行シーンは動画でどうぞ。その普代トンネルの海側が北山崎海岸の断崖絶壁に位置します
〇もし北山崎へ行けたら?見られたであろう絶景(解説;田野畑村HP完全パクリ)
~「高さ200mの断崖に、奇岩怪石、大小さまざまな海蝕洞窟と、ダイナミックな海岸線が約8㎞にもわたり続きます。いつ見ても魅力あふれる北山崎は、日本交通公社の全国観光資源評価「自然資源 海岸・岬の部」で最高ランクの特A級に格付けされた景勝地です。
海にせり出す展望台からの眺望は、息を呑む素晴らしさです。ウッドデッキの第1展望台は、駐車場から段差がなく、車イスやベビーカーで移動できます。ほかにも迫力満点の第2、森林浴をしながらの第3展望台もどうぞ。展望台から下る階段は736段続き、海面際に降りることができます。200mを振り仰ぐ絶景は、歩いた人だけの特典です。~(以上完コピ)」
鉄道橋梁建設を生業にSumio的には1番の美味しい絶景はトラス式「第二普代川橋梁」。赤いトラスに山の緑のクリスマスカラーが山村に生えます
。都会でもトラス橋もまれにありますが、周辺のコンクリート色・灰色に合わせてトラスも灰色に塗られがちです。。。
田野畑駅を出てすぐに見える「ひらいが水門」。殺風景な堤防と水門が続きましたが、ここは白・赤・青の三鉄列車のオリジナルカラーに塗装されていて、ちょっとホッコリできます。ちなみ、今回登場しない三鉄オリジナルカラー列車はこちら↓(釜石市HPより)。
ねっ?!、そっくりですよね~~~。。
カルボナード・島越駅(9:00ただし定刻の場合)。
眼下には、震災前にあった旧島越駅跡地に「ふれあい公園」が設置されていました。この周辺は津波の高さ18m(6F建てに相当)にも達したそうです。。。。宮沢賢治の碑と旧島越駅舎の階段(⇒)が遺構として存地されています。
○NHK新プロジェクトX三陸鉄道・島越駅付近復旧
ブログを書いているときに、奇しくも録画しておいたNHK・新プロジェクトXで三陸鉄道の復旧物語を視聴して、感動の嵐で涙が止まりませんでした。その番組の中でも最も被害の大きかった島越駅付近の工事を中心に放映されました。
自分も鉄道会社に身を置く人間として、また、鉄道土木の技術者として、東日本大震災の様な被害があった場合、「彼らのように行動できるのかまた、行動しなければいけない」と強く思う番組構成でした。
NHKプロジェクトX三陸鉄道→ 新プロジェクトX 岩手・三陸鉄道 東日本大震災からの復旧 鉄道会社や住民らの絆で実現|NHK水戸 森花子 | NHK
旅の八郎?摂待駅(9:13ただし定刻の場合 )。こういう字を書くんだぁ~。。
15.新田老駅で代行バスへ(9:25)
楽しかった三陸鉄道初乗車はあっという間。。まだまだ乗っていたいけどここで、強制終了
。
新田老駅はやけに立派でしたが、宮古市の行政施設。保健所、商工会議所、信用金庫が入る複合施設です。鉄道🛤の駅舎は3Fにありました。震災後、市民住民皆が集まるところへ駅を集約するとてもよい取組です。震災が無いほうがいいに決まってますが、人口減に悩む地方で行政サービスの効率化に寄与するコンパクトシティ化して地方再生することは大賛成です
駅徒歩2分の所に、代行バス(岩手県北バス)🚌が待機してくれました。途中、三鉄の乗務員さんが駅?(バス会社?)と無線で乗車希望者の人数の連絡を取って、スムーズに乗換えることができました
空席があった三鉄も代行バス2台分が満席になるほどの乗車人員。改めて鉄道の輸送力は凄いなぁ~~と感じると同時に、北海道新幹線🚅開業後、函館線(余市~小樽駅間)廃止後のバス輸送の困難性を思い出させられます(ドライバー不足の渦中で、平日朝夕の混雑を見るとバス何台用意できるんだぁ~~~??Sumioは三セクで営業を継続すべきと考えています)。。
およそ、25分で宮古駅到着です。
この後、三陸海岸1の絶景スポット浄土ヶ浜へ向かいます!
続きは、Part6へ