この時間は,私鉄乗り潰し旅をお送りします。
今回は、デュアルモードビークルが走る阿佐海岸鉄道の旅です
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では,ごゆっくり!
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本日は、まだJR牟岐線……てかしばらくは牟岐線でお話を繋いでいきます。
阿波中島駅、阿南駅のひとつ手前の駅です。
けっこう市街地に近くて利用者も多いみたいで、ホーム屋根も長めに作られているのですが……
空き地がめだつ棒線駅となっています。
なんだかイヤな予感。
やっぱここも簡易駅舎になっていました。
同じ簡易駅舎でも、もう少し各駅で個性を出して欲しいですよねえ。
まあコストはかかりますが、残念です。
駅を地元を象徴するものという存在にすれば地域の方も駅に目を向けてくれる……ひいては、鉄道利用にもつながる可能性があると思うんですが、そのような経営上の余裕はJR四国と自治体にないのかもしれないですね。
さて、那賀川の鉄橋を渡ると牟岐線沿線で最大の駅、阿南駅に到着しました。
阿南市は人口約7万人、これまでお仕事で2回訪問したことがあったのですが、いずれも徳島市内から自動車でお迎えつき、阿南駅で下車するのは初めてでした。
阿南市って皆さんはあまり来ることはない街かもしれませんが、ワタシは何かと縁があってお仕事をいただいているありがたい街です。
お礼に阿南市のPRを!
・意外と県庁所在地の徳島市から近いです。
・阿波中島駅との間を流れる那賀川は吉野川より実は長い川、それは吉野川は上流部分は高知県にあるので徳島県内を流れる川としては県内に源流がある那賀川がイチバン長いのです。
・国会議事堂などで使われている大理石の一部は阿南市産、大理石の産地として有名です。
・もっとも阿南市が有名なのは青色LED。青色LEDを実用化させた日亜化学工業は阿南市にある企業です。
ほかにもあるみたいだけど、ワタシが知っているのはこれくらいです。
阿南駅はごらんのように橋上駅舎がある駅です。
徳島県で橋上駅舎がある駅は、訪問時点で阿南駅だけでした。
それ以上に阿南駅の橋上駅舎はとっても個性的なんです。
それは、この案内パネルを見ていただくと分かります。
そう、橋上部分が構内と直角にはなっていないのです。
あまり見たことがない構造だったので、今回必ず阿南駅には訪問しておこうと思っていました。
橋上部分の改札外通路です。
こちらは西口へ。
こちらが東口に向かう通路。
窓が大きく屋根も透過性のある素材で狭いながらも明るい通路となっています。
西口駅舎。
西口駅前、山手側で旧来の市街地のようです。
では、再び構内へ。
JR四国にしては珍しいタイプの発車票。
阿南から徳島方面は30分間隔ですが、ここから牟岐方面は表示がないくらい列車間隔があきます。
代わりに徳島バスの牟岐・室戸方面の時刻表が表示されていました。
ライバルであるバスの???って思いますが、徳島県から室戸岬を経由して高知県に向かうルートは、阿佐海岸鉄道と土佐くろしお鉄道の間の鉄道ルートが途切れているので、鉄道とバスをうまく乗り継いで向かうルートとなります。
JR四国もそれは分かっていて、そのエリアの鉄道・バスの共通乗車やフリー乗車ができる企画切符を発売しているので、徳島バスとも協力関係にあるのでしょう。
さて、牟岐方面の列車は当分やってきそうにないので、いったん徳島方面に戻ります。
下車したのはこちら羽ノ浦駅です。
無人駅かと思いましたが……
……時間帯限定の有人駅のようです。
駅舎はモルタル駅舎が残っています。
(令和5年4月撮影)
全国私鉄乗り潰し率
JR区間のみの乗車でした。
89.169%
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89.169%
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