先日加計駅の「キハ28 2394」に関係する記事を書きましたが,その後編です.
多くのご反響をいただきまして誠にありがとうございます.
安野駅 キハ58 554
安野駅跡にはキハ58 554が保存されています.
加計駅のキハ28と比べると,塗装が褪色している,雨漏りがあるなど,老朽化がさらに加速しています.
安野駅は現在「安野 花の駅公園」として整備されていますので,季節を変えるとより良い風景が見られると思います.
国鉄2万キロ記念碑
さらにその先,坪野駅跡周辺では「国鉄2万キロ標」があります.1954年に設置されましたが,50年程度で路線が廃止になるあたり皮肉も感じます.
なお,現在のJR線総延長は,新幹線の開業があったものの,多くの路線の廃止・第3セクターへの転換もあり,僅かに2万キロを割っています.
津浪駅
津浪駅の跡地には「ぷらっとホーム津浪」という交流施設ができていました.元々線路があった部分はそのように塗装されています.
沿線では鉄道の鉄橋が残るなど,間違いなくこの場所に鉄道が存在したことを示す痕跡は見られるのですが,いずれにしても実際に動く鉄道よりは観光的な観点からも注目度が低くなるのは否めません.したがって,容易にレールを剥がしてはならないのです.