昭和49年8月に山陰本線出雲市駅で発行されました、「826列車」のB寝台券です。
大阪印刷調製の券となります。
普通列車用のB寝台券で、乗車駅の「出雲市」、下車駅の「京都」は印刷されており、出雲市~京都間の普通列車でB寝台車が連結されているのは「826列車」だけだったのですが、列車名は記入式となっています。
当時の客車B寝台料金は、「上・中段」が1100円、「下段」が1200円となっており、この券は「上・中段」用の券で、別に「下段」用の券の設備もありました。
当時の「826列車」のB寝台券は停車駅のみの発売でしたが、昭和50年3月10日からマルスに登録されて全国で発売可能となり、この時に「山陰号」の愛称が付けられています。