TOMIX製のチキ7000をJR西日本仕様の定尺レール輸送用に加工中ですが、この牽引機として手持ちのKATO製のEF65-1000・PF機を整備して充当する計画で作業を進めています。

 

下回りは塗装作業が残っていますので、続けて作業します。

 

現時点での当該機(左)と、加工の参考にする下関所属機の特徴を備えたTOMIXのEF65-1124(右)です。台車とATS保護板を灰色に塗装します。写真を撮りながら加工作業をしているのですが、この写真を見ていて当該機で不都合な箇所を見つけてしまいました。カプラーの位置が低過ぎるのでは!

 

当該機のカプラー位置はかなり低いです。

 

牽引予定のチキ7000でも、当然ながら同様の状況です。

 

ナックルカプラーの位置が低い原因は、当該機に装着したスカートがKATOカプラーアダプター(左)対応の旧タイプのパーツだったからです。ナックルカプラー(右)に対応した新タイプのスカートであれば所定の高さになります。

 

【訂正】 2024.11.11

前回、当該機用にスカートを調達してきた別機は品番3019-5ですので、本来であれば新タイプのスカートが装着されていた筈です。別機自体がオークションで入手した中古品であり、前所有者が各部を独自加工されていたジャンク車両でしたので、スカートを旧タイプに交換されていたのが実態の様で見落としていました。前回に解決したスカート問題が振り出しに戻ってしまいました。妥協策としては、旧タイプのスカートに客車用のかもめナックルカプラー(品番Z05-1376、現行品では品番28-271-1/2)を使用すれば改善することも可能です(→こちら)が、今回は前出の灰色ナックルカプラー使用に拘って、正統な加工方法で解決できる見通しを付けました。処置は後日改めて実施することにします。

 

【訂正に伴う追記】 2024.11.11

ナックルカプラーに対応(同時にチップLED化にも対応)の新タイプのスカートは、後に発売された品番3019-8,9から適用されたものです。(初回ロット品での状況であり、-7以前の製品でも再生産時には適用範囲が広がった可能性もありますが、何れも所有しておらず未確認です)

(参考) 全て初回ロット品で、左側から 品番3019-5,3019-6,3019-7,3019-8,3019-9です。

 

 

話が脱線してしまいましたが、下回りの塗装の話に戻します。

動力台車・中間台車共に、台車枠だけに分解した状態で塗装します。ナックルカプラーの取付枠はATS保護板の露出部分だけを塗装するため、マスキングテープで覆ってあります。段ボールに両面テープを貼り付けて、パーツを両面テープに押し付けて固定した状態で吹付塗装を行います。

 

下回りの灰色塗装に使用する候補のMr.カラースプレーです。左側がニュートラルグレー(No.13)、右側が呉海軍工廠標準色(No.SJ1)で、手前の段ボールにそれぞれ吹いてみました。写真では判り辛いのですが、左側の方が右側よりも少し暗めの色です。昼間に太陽光の下で再確認してから、何れかに決めることにします。(続く)

 

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【参考事項】

下関所属機の製品は、KATO/TOMIXの両社から既に発売されています。

KATO鉄道模型ホームページ | 製品詳細 | EF65 1000 下関総合車両所

 
 

 

JR EF65-1000形電気機関車(下関運転所) |製品情報|製品検索|鉄道模型 トミックス 公式サイト|株式会社トミーテック

 

JR EF65-1000形電気機関車(1124号機・トワイライト色・グレー台車) |製品情報|製品検索|鉄道模型 トミックス 公式サイト|株式会社トミーテック