「阪急レールフェスティバル2024」10月26日(土曜日)の初日に行ってきました!
毎年春と秋に1日ずつ開催されるのが恒例になっていましたが今年から秋の1回のみで2日開催に変わったそう。
会場は阪急の正雀車庫(大阪府摂津市)で開催されました。
このイベントはコロナ前から事前申込制。大人気でいつも抽選になってましたですね。
今年は当選し2016年秋ぶりに楽しみました!
これまでは往復ハガキによる当選通知でしたが、現在はネット申込でメールにて当落通知が届きQRコードと公的証明書(免許証など)の提示で入場する仕組みです。
転売防止策がしっかり行われています。
以前に当選通知をフリマアプリで高額で売る人がいたんですよね…
さあ阪急レールフェスティバルを楽しみます♪
★阪急正雀車庫
ここは正雀駅ホームからもよく見える留置線です。
例年であれば洗車体験や動態保存車両の乗車体験が行われていたと思いますが、今年はデビューしたての有料座席プライベースとSDGSトレインの乗車体験が行われていました。
それでは大規模な検査をしている車両工場へ行ってみましょう!
★阪急正雀工場
鉄道大好きだけど、車輪とか台車回りなど部品関連のことは全くわからないんですよね〜
お好きな方は何枚も何枚も撮影されていました。私も詳しくなりたい!
★阪急正雀工場
能勢電鉄の部品もメンテナンスされてるんですね〜
★阪急正雀工場
ここには車体が置かれていました。
35tクレーンの実演もあって大迫力!
★阪急正雀工場
全般検査を受けている8002Fによる実演でした。
この工場では主に重要部検査や全般検査が行われています。リニューアル工事などはお隣にある阪急グループのアルナ車両にて行われているそう。
アルナ車両では路面電車などの製造も行われています。かつては阪急の車両も製造されてましたが再編で日立製作所製造になったんですよね〜
★阪急正雀工場
塗装機もありました。ここであの綺麗なマルーン色を塗っているのですね!
★阪急正雀工場
こちらは検査を終えた。または検査前の車両を留置する場所でしょうか。構内入換機も展示されていました。
★阪急正雀工場
またお子様向けの企画。ミニ列車の運転やスイッチ操作の体験などが行われてましたですね〜
★阪急正雀工場
懐かしい!ICカードが導入された当初の自動改札機やないですか!
自動改札機の矢印がまだ電球であります。
そしてICカードリーダーが後付けされてるのが特徴的ですね〜
今の自動改札機はQRコード機やクレジットタッチ決済の機能が後付けされています。
時代はどんどん変わっていきますですね〜
★表示幕でビンゴ!!
阪急レールフェスティバル恒例の表示幕を使用したビンゴゲーム!
LED幕が増えて幕車が減ってますが、ちょうど幕車が検査中でしたね〜
続いて保線車両の展示へ行ってみましょう。
★阪急 保線車両
これらは海外製ですからJRなどでもよく見かけるタイプの車ですね。
★阪急 保線車両 ペーパークラフト
記念に保線車のペーパークラフトをいただきました。
それでは次に阪急ミュージアムへ行ってみましょう!
★阪急ミュージアム
ここには阪急の古い貴重な車両のカットモデルが保存されています。
★阪急5200形(5251F)
新造車として阪急で初めて冷房を導入した車両だそう。
★能勢電鉄1形
以前にご紹介しました。能勢電鉄の初代車両であります。
★阪急800形
神戸線向けに製造されたそうですが、京都線直通にも対応していたそう。
現在も行楽シーズンに神戸と京都を結ぶ直通列車が運行されていますよね〜
運転台のみ一部が保存されていました。
★阪急300形/1010形
300形は阪急で初めて半銅製車両だそう。
そして300形の後ろには1010形の車体中央部のみが保存されています。
★阪急2003形 機関車
阪急で現存する唯一の機関車ではないでしょうか。
阪急の前身である新京阪鉄道時代に千里山付近の土砂を大阪市内へ運搬する貨物列車の牽引機や車庫の入換車として使われていたそうです。
★阪急100形
通称P6形と呼ばれていました。
日本初の本格的長距離列車として競合する東海道本線(JR京都線)に対抗すり高速列車として登場。
なんと現在の新快速に相当する関西急電より速かったそうですね〜
珍車なので、このカットモデルだけでなく1両丸ごと別に保存されています。
正雀工場にある別の研修庫の奥に保存されてますが、今回の公開はなかったですね…
以前に撮影しているので、また次回以降ご紹介できればと思ってます。
★阪急920形
阪急では最初の電動車と制御車の2両でユニットを組む編成として登場しました。
この車両なんと最近話題となった救援車の4050Fの種車なんですよね〜
こんなレトロな車両が最近まで現役に近かったことがビックリ!
★阪急ミュージアム 収蔵品
このほかにも貴重な車両の貫通扉やヘッドマークなどが展示されていました。
ところで、なぜこんな貴重な車両が残っているのでしょうか。
★阪急ミュージアム
この車両たちは阪急電鉄が運営する宝塚ファミリーランドののりもの館(電車館)に保存・展示されてたんですよね〜
ファミリーランドは2003年に閉館し保存車両たちは正雀工場、現在の場所である資材庫に移されました。
★正雀購買所
阪急ミュージアムがある資材庫には正雀購買所が併設されているようで看板があります。
面白いミュージアムですが公開されるのはイベント時のみなんですよね〜
なかなか入れる機会がないのでございます。
★PiTaPaグッズなど
最後にグッズを購入して会場を退出しました。
いや〜久しぶりの阪急レールフェスティバル楽しかったなぁ!
あと少しだけ鉄道イベントが続きます。
さあ次はどこへ行くでしょうか!?