2024年東急電車まつりでは8522号リバイバルプロジェクトなるイベントがありました。

 

現在も東急に残る8500系8622Fの中央林間方の先頭車両が登場時に復元されてファン向けに公開されました。社員さんが7時間かけて復元したそうです。

 

↑幕回し等の動画もどうぞ

このようにスカートが撤去され窓枠が白ゴムになっています。急行灯も懐中電灯で再現されています。

 

白ゴムと現役後期の黒ゴム(8606F)の比較です。

当時のシルバーシートまで復元されているのが見どころでした。

側面はこんな感じでした。

  

時間によって行先種別が変わりこどもの国線のヘッドマークも見れました。

 

そして東横線の行先もだしてくれました。8500系は今や田園都市線のイメージが強いですが東横線で使用された時期もありました。

急行元住吉行きは元住吉駅地上時代にあった行先で検車区へ直接入庫する列車が元住吉に特別停車しました。今は元住吉駅から直接入庫できないので武蔵小杉行きや日吉始発の列車がいくつかあります。逆にこのリバイバルプロジェクトでは武蔵小杉行きがなかったです。

東横線時代の側面表示は種別だけだったそうです。以前は基本的に渋谷と桜木町、たまに元住吉だけだったので和光市や所沢などの様々な行先がある今とは違ってこれだけでも大きな混乱はなかったのでしょう。

 

最後、電車とバスの博物館の宣伝ヘッドマークが掲出されました。行先も一時期終点だったつきみ野です。

 

とても力の入った素晴らしい企画でした。