10月14日鉄道の日は、富士急で。3回目。
久しぶりの富士急行線の旅。
しかしそれは、距離にして僅か3km、所要時間6分弱に過ぎなかった。
6000系が待つ中、到着したのは…
田野倉。
以前に来た時と違い、1線スルー化されたため発着番線が逆になっていた。
右側通行になると、なんとなくこそばゆい。
そして、あっさりお別れ。
河口湖へ走り去っていくさまを、広角レンズでお見送り。
田野倉駅、さんざん電車でも側の国道139号も車で往来しているが下車は初めて。
遠目に駅舎は見てきたが、昔からの駅舎がまだ残っている。
ただ、薄い紫色に塗られ駅名板も変えられた姿はあまりいただけない…というのが正直な感想。
ただ、そんな紫色に少しばかりフィットする列車が後からやってきた。
JR東日本E353系、特急「富士回遊」である。
試運転で貸し出されていた姿を河口湖駅で見てはいたが、走行場面はこれが初めて。
つまりは、それだけ富士急行線から足が遠のいていたのである。
一時はインバウンドで列車も大混雑だと聞いたが、最近はどうなのだろう?
しかし、定期列車だけでも1日4往復になっているから、変わらず需要は旺盛のようである。
まだ富士急行線内で乗ってはいないが、今後の動き次第では利用機会もあるだろうか。
そして田野倉駅入口にある「田野倉」バス停から、山梨県立リニア見学センターへ。
たっぷりイベントを楽しみ、あとは帰るだけ…のつもりだったが。
14:50。
少し息を切らして、また田野倉駅に戻ってきた。
そして、すぐに河口湖行きに乗る。
JR東日本管内で205系が風前の灯になってきた今、この富士急行線で乗るのは貴重。
内装も外装も変化したが、まだまだ元気で走っている。
その衝動は、少なからずイベント帰りの乗り鉄に背中を押したが…
まぁ、まだそれだけじゃない。
都留市で元小田急20000形RSE「フジサン特急」8000系とも交換するが…
まだもう少し、先に向かい歩みを進める。