伊勢志摩方面へ向かう近鉄特急は観光タイプの車両も多く、2階建て車両を2両連結した30000系ビスタカーやデラックスシート車・サロンカーを連結した23000系伊勢志摩ライナーがそれに該当しますが後者は鳥羽を越えて賢島まで行く運用が多く、僅かに残る単線区間を走る姿も日常的に見られます。土休日は停車駅の少ない甲特急にも充当されますが阪伊は往復なのに対し名伊は賢島行きの片道1本だけなのでアンバランスに感じてしまい、「前は名伊甲も往復23000系だったのに・・・」って思うこともあります。ちなみに名伊甲の復路(近鉄名古屋行き)は21000系または21020系が充当されます。


(2020.8.22 志摩赤崎〜船津間にて撮影)

 志摩線の単線区間を走る23000系黄色編成です。列車は近鉄名古屋10:10発の名伊乙7015レで、この日はIL06が充当されましたが遠くから見る黄色の特急はなかなか良く、次にここ(船津)で撮影する時もこのアングルで狙いたいと思っています。


(2020.8.22 志摩赤崎〜船津間にて撮影)

 次は同じ場所で撮影した50000系「しまかぜ」です。列車は近鉄名古屋10:25発の7011レで、この日はSV02が充当されましたがこうして見ると特徴ある車両がハッキリとわかるので良く、山と川に挟まれた単線区間を走る姿もよく似合います。