ラビュー:というワケで前回は東急と相鉄の直通で湘南台で来ました。湘南台駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの終点ですね。
レオナ:なので一見横浜市内と勘違いしがちですが、ここは藤沢市内ですね。鶴舞線の赤池駅と似たような感じか…
ラビュー:ここで横浜市交通局のフリーきっぷ830円と市営バスの路線図を調達。お手持ちのPASMOにフリーきっぷのデータをのせられますよ。(やっぱり関東でテツ活バス活するならPASMOは持っておいた方がいいな。ちょうど9月から記名式PASMOの新規発行が再開したし。)
イノリ:湘南台駅のバス事情は、西口・東口共に神奈川中央交通バスの天下ですね。神奈中バスは日本最大級のバス会社の一つで、塗装は黄色を地色にした暖色系の3色カラーが主流ですが…
レオナ:ラビューさん、次々と回送されてきたバスの車両のうち1両だけ塗装が違うかと思ったら、今年から運行開始したばかりの新塗装じゃないですか!!
ラビュー:これおっしゃる通り現地点(2024年9月現在)では全2000両越えの神奈中バスの車両のうちでわずか数十両しかいない激レア車両なんですよ!!さすがの俺も今回出会えるとは思ってなかったのでまさかこんなところで豪運を発揮するとは!!
ラビュー:どうやらどこかの運用につくのを待つみたいなので旧塗装と新塗装が並んでしまいましたね。もはやこの出会いは運命かもですね。
イノリ:なお神奈中バスでは三菱ふそう製の車両を好んで導入する傾向が強いですね。地元だと名鉄バスと似たような感じですね。(必ずしも三菱一択というわけではなく営業所によってはだが日野・いすゞ製もそれなりにいるのも名鉄バスと同じ)
レオナ:ラビューさん完全にとりこになってしまっていますね。
ラビュー:ちょっと予定が狂うのは避けられないが、せっかくだからこの「調和」をテーマにした新塗装のバスに乗りましょう。(営業運転につかずに回送で去ってしまったら絶望していた奴…)文教大学行きの湘17系統という奴になりましたね。(平日は大学生の利用が多そうなやつ)
レオナ:車内はこんな感じ。新塗装にしたから車内も大きく変わったかと思えばそんなことなく、三菱MP38としてはいたってオーソドックスな感じですね。
イノリ:昨日沢山乗った東京のバスとは違い郊外路線なので均一運賃ではないですね。乗り降りの仕方も名鉄バスと同じように中乗り前降り後払いです。
ラビュー:今回は神奈川県綾瀬市に車庫がある綾瀬営業所の所属車両ですね。神奈川県にも綾瀬ってあったんだ…と思ったら、その綾瀬市内に鉄道の駅はないそうですね。
イノリ:関東にも鉄道の駅がない自治体あったんだね。しかもよりによって「あやせ」で。ちなみに神奈中は車両番号の振り方もかなり独特で、この車両は「せ17」を名乗っていますが、ひらがなの「せ」の部分が所属している営業所を表しています。(数字の部分はその個体によって置き換えられて廃車・転属になった車両の物を引き継ぐ)
ラビュー:横浜市内均一運賃である220円で乗れる矢尻というバス停で下車ですね。とにもかくも運命の出会いとも言えた神奈中新塗装のせ17号車とはここでお別れですね。
レオナ:当然これからの神奈中の新車は基本的にこの塗装なので、今は激レアでも数年後にはこれがメジャーになっていくんだろうなぁ。
ラビュー:しかし辺鄙なところに来てしまいました。ガチで何もないですね…
イノリ:とりあえず旧塗装のバス(せ14号車、かなり年季の入ったワンステのバスだった。数年以内に除籍されるのは確実…)が来たので湘南台駅まで戻ることに。結局1時間の寄り道でしたね。