今から11年前の2013(平成25)年の11月に、函館本線を走るSL列車「SLニセコ号」の撮影に行きました。
まず1日目。訪れたのは函館本線の山線と呼ばれる区間では有名な、小沢~倶知安間の倶知安峠。国道5号線が線路を跨ぐ陸橋の脇の道から狙う、俗にいう「200kmポイント」。この辺りは倶知安峠に向けて20/1000の急勾配が続いていて、急行「ニセコ」の現役時代にはC62形が重連で牽引していました。
客車4両と、後押し用のDE15形を引き連れて、ゆっくりと通過して行きました。煙はそれなりに出てくれましたが、ドレインは今イチでしたね
終点のニセコに着いた後、回送されて来た倶知安駅でしばしの休憩をとるC11形。その間にも機関士が周囲を見て回ります。
倶知安からの下り札幌行きは、C11形は逆向きで牽引となります。駅を出て間もなくの場所にある踏切では、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山をバックに撮れる有名撮影地
SLが逆向きなのは残念ですが、とりあえずここでも撮影しておきました
続く2日目も、同じ場所で撮影します本番前にキハ150形の普通列車でリハーサル
今日の助士さんは「出す人」だよ~と聞いていたので期待していたら、やって来たC11形からは爆煙と大量のドレンが
おかげ様でこんなに大迫力のカットが撮れました
サイド気味のカットでも白と黒の共演になっています。大満足の1日になりました。
その後は新千歳までドライブ途中で線路沿いに寄り道して撮り鉄です
今はなき「ニセコエクスプレス」ことキハ183系5000番代。
DF200形牽引の高速貨もやって来ます。
最後はキハ283系の特急「おおぞら」でシメました。