びわこ浜大津から「光る君へ」ラッピングに乗車、
内装は大河ドラマではなくおけいはんがメイン、
中吊り広告には「ひかる恋を継ぐ」
京阪電鉄の実写公式キャラクターである現在で8代目となるおけいはんが「継ぐシリーズ」と題して京阪沿線の未来に継ぎたいものをテーマに紹介、
その3章として源氏物語ゆかりの滋賀県・石山寺を紹介しています。
1月に訪れた時に撮った石山寺。
光る君へ号に3駅乗って下車、
600形615F、下り坂本比叡山口行きの光る君へ号が出発して行きました。
降りたのは京阪大津京駅、
京阪山科、京阪膳所、京阪石山同様に冠に京阪と付いていることからもわかるように同名のJRの大津京との接続駅、
そのJRの湖西線がこの上を跨いでいる様子が見えます。
しかしこの駅、以前は京阪では「皇子山」、JRでは「西大津」と別々の名称だったので社名は入っていませんでした、平成に入って先にJRが改称、その後乗り換え時の利便性もあってか京阪も改称され統一されました。
平成に入った頃は車で出かけてばかりで現在の趣味のメインとなっているプラモデルも鉄道もこのブログを始めた少し前からの再開、プラモデルの精度や組み立てやすさ、工具や塗料の進化に驚いたのと同じように、
「出戻り鉄」な自身にとっては平成以降の新駅開業や改称が多く、桂川に洛西口に西山天王山、改称では神足→長岡京に八幡市→石清水八幡宮など、「こんな駅あったっけ?」という事態に出くわす場面が多く、この2駅についてもそんな感じでした。
そんな大津京駅で石坂線の電車を撮ります。
上り700形701F石山寺行き標準色、
下り近江神宮前行き、600形601F成瀬は天下を取りにいくラッピング、
本屋大賞を受賞した大津市を舞台にした小説「成瀬は天下を取りにいく」と「成瀬は信じた道をいく」の主人公成瀬あかりの表紙絵をラッピングした電車、
この成瀬のベースになっている601F(601-602)には1月に石山寺を訪れた際に乗っていました。
近江神宮前は隣の駅なのでさっきの成瀬号が僅か10分ほどで戻ってきました、
後追いで正面から来る電車が確認できるのと帰りのことを考慮して今回この大津京駅を選びました。
観光遊覧船ミシガン、
西武ライオンズのユニフォーム、
滋賀なのに埼玉西武、これは西武グループの創業者が大津出身で深いかかわりがあるため、
作中でも主人公の成瀬がかつて大津にあった西武百貨店に通うなどの描写もあり、県下の私鉄近江鉄道も西武グループ傘下で使用車両も西武の中古車で占められています。
今度は上り石山寺行きとして出発、そこに入れ替わるように緑の標準色が来ました、
600形613F下り坂本比叡山口行き、
600形615F光る君へ号、上り石山寺行き
こちらは終点の坂本比叡山口からの折り返しなので30分弱かかって戻ってきました。
この日は日差しが強く影が強めに落ちてしまっていますが、成瀬号と同じように向かいのホームからサイドラッピングを、
上り電車はこの駅を出るすぐに下っているのがわかります、地味にこういうのを見るのもけっこう好きです。