大阪駅で関空快速から新快速に乗り換えると、
隣のホームに初めて目にするJR東海のHC85系、
近くで見たいところでしたが、この新型も乗り込んだ新快速もすでに出発間際、
新快速は特急でも途中追い越されることは無いので先回りして後から追いついてきたところを見ることに。
大阪駅を出た直後に見える阪急ターミナルビル、ちょうどこの奥にいつもの阪急電車の10面9線のホームが並んでいます、
安威川に架かる特徴的なアーチの西河原新橋、
明治大阪工場の巨大板チョコ、
サントリー山崎蒸溜所、
阪急京都線との並走区間、
今回はタイミングが合わず並走するマルーンは見れませんでした。
天王山名神クロスを潜って、
京都鉄道博物館を過ぎると京都駅に到着、
このようにJR京都線からの車窓風景はランドマークから陽の差す方向も含め山側、進行方向左の席がよいのですが、今回座席指定のAシートではなく一般自由席、この時間帯の新快速はほぼ席が埋まって座っていけないのですが今回は運よくその左に着席できました。
京都駅に到着するとすぐに隣のホームへ、
跨線橋も混んでいてホームの端に行く間もなくすぐにさっきのHC85がホームに滑り込んできました。
高山行き特急ひだ25号
大阪8:02発の京都8:34、終点高山には12:14
乗ってきた米原行き新快速は大阪7:58発の京都8:29、途中特急が通過する高槻に余分に一駅停車するのでこれだけでも新快速の速さがわかります。
HC85系とはキハ85系気動車に代わるJR東海の非電化区間を走るハイブリッド式気動車、HCはHybrid Car、そのまんま「ハイブリッドカー」の略、
2023年の鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車でもあります。
ここで車両が新しくなったこともそうなのですがたった2両編成なのに驚きました、
この後岐阜で名古屋から来た4両と連結し最終的に6両で高山方面に向かうことになるのですが。
前任のキハ85系の頃は
大阪から乗った時点で3号車がいました、
大阪発着分でも3~4両はつないでいたと思っていたので、
あまりの短さに目の前を通り過ぎると遥か前方に停車、慌てて追いかけることに、
時間的に先頭に回り込む暇もなく最後尾を数枚を写すのがやっとですぐに出発して行きました。
この状況、この前の新大阪駅の16両分のホームの前方に停車した7両のドクターイエローを思い出しました。
そんな感じでこのたびの新型はほとんど写せなかったので、
かわりにキハ85の旧ひだの懐かしい高山駅での切り離しの様子でも。
この後そのまま同じホームの西側に移動、
嵯峨野線のホームに来ました、
左の287系が特急はしだて+まいづる、乗ったのは右の223系亀岡行き普通列車
15分ほどで太秦に到着、ここで下車、
対向式ホームの2面2線、このひとつ手前の花園駅までは高架駅になっていて一駅でがらりと雰囲気が変わります。
映画のまち太秦、
東映太秦映画村の案内図が出ています。
東映京都撮影所といえば、
少し前に観た「侍タイムスリッパ―」が思い出されます、今巷で話題の低予算映画ですね。
「カメ止めの再来」とか「カルチャーギャップコメディー」とかいうふれこみで観たのですが、想像していたものとは違う方向性、
「低予算のわりには」というスタンスではなく「低予算だからこそ」の表現、インディーズならではのチープさを前面に押し出したものではなく巧くできた、そしてなにより面白くアツい映画でした。
そんなJRの太秦駅を出て、
乗ってきたJR嵯峨野線の線路を渡って、
すぐのところにある嵐電北野線の駅、その名もそのままストレートな「撮影所前」電停、
もうここから撮影所は目と鼻の先なのですが、今回は映画村には寄らずに←「行かんのかい!」というお叱りの声が聞こえてきそうですが…
途中嵐山線と北野線との分岐点である帷子ノ辻から出発した電車を見ながら、
この前の太秦広隆寺前まで再びやってきました、半日の出来事を書くのに半月ほどかかっているので更新日時だけで見たらつい最近のようですが約1カ月ぶりの嵐電撮影です。