日本一の芋煮会
2024年9月15日、旅は3日目。
今日は旅のメインテーマ2つ目、「日本一の芋煮会フェスティバル」に行こうと思います!
山形県の秋の風物詩「芋煮会」。
河川敷でサトイモを使った「芋煮」を作り、鍋を囲んで家族や仲間とわいわい盛り上がる行事だそうです。
その巨大バージョンが「日本一の芋煮会フェスティバル」!
なんと直径6.5mもの大鍋を使用して約30000食を超える芋煮を作るのだとか。
これだけ大きい鍋だと調理方法も豪快。なんと重機で調理を行うのだそうです。
まだ私が小さかったころ、重機で芋煮を作る光景が図鑑に載っていて衝撃を受けてからというもの、
いつか行ってみたい…!と思っていましたが、今日それが叶うとき。
まずはスーパーホテル山形駅西口天然温泉の朝ご飯から。
メニューはけっこう豊富です。
おや…?
芋煮!
ということで、フライング芋煮、食べちゃいました(笑)
美味しい…!
今日の芋煮会がますます楽しみになりました。
朝食会場には芋煮会フェスティバルのTシャツを着た人もいて、お祭り感が漂っていました。
虹を見ながら
朝食を終え、チェックインして、山形駅西口から山交バスに乗車します。
どうやら雨模様のよう…
バスは山形市役所や
山形県郷土館「文翔館」の横を通過していきます。
いつしか雨は止んでいて、空には虹がかかっていました。
幸先いいですね~
…と思っていた時期が私にもありました()
最寄りバス停の消防署前で下車。
重機で作る芋煮
会場の河川敷の方へ歩いていくと…
何やら列ができています。
遠くまで長々と続く列。
これ全部芋煮の整理券をもらう列なのです。
時間かかりそう……
でも、私はこれに並ぶ必要はないのです。
というのも、事前に協賛チケットを買っていたから。
整理券の列を全部すっ飛ばして直接芋煮をもらいに行くことができます。
長時間並ばずにすむので事前購入、おすすめです。
ということで、列を尻目に会場へ向かうと…
あ、あれは…!
出ました…!
これが日本一の芋煮会フェスティバルの主役、直径6.5m、重さ約4tの「三代目 大鍋・鍋太郎」です!
あまりにも大きすぎるので運搬・設営・調理すべての作業にクレーン車が必要なのだとか。
大きい…!そしてほんとに重機で作ってる…!!
重機が忙しそうに動いています。
ところで、食品を扱っているのに重機を使って大丈夫なの?と思われる方もいるかもしれません。
でも大丈夫!実はここで使われている重機は全部新品な上に徹底的な洗浄が行われ、どうしても必要な潤滑油は全部食用バターを使っているのだとか。
徹底した衛生管理が行われているのです。
直径6.5mのお鍋に調理器具が重機…
となると、使われる食材も当然大量。
サトイモは3.2t、牛肉1.2t、コンニャク4000枚、水は6t…
およそ料理とは思えない桁数が並んでいます。
この量を一度に消費するのだからすごいですよね。
それらの食材の生産履歴書や産地証明書がきちんと貼り出されていました。
こんなに並んでいるの見たことないです(笑)
夜明けからおこなわれていたという調理はいよいよ大詰め。
最後に配食用の鍋に入れるのですが、お玉代わりに使われるのは当然重機。
おもむろにバケットを鍋に入れ…
すくい上げて…
投下…!
1回で約100食分をすくい上げることができるそうです。
…とここで雨が強くなってきました。
どこからか雷の音も響いてきます。
でも、準備はつつがなく進んでいき…
いつしか雨も小ぶりになってきました。
いよいよフェスティバル、スタートです!
ステージでは山形市長を始めとする来賓が鏡開き。
その後は、このイベントならではの味見式。
山形市長「こうした気温で食べると本当に美味しい。芋が非常に柔らかくて普通の鍋よりすごくいい柔らかさ。みなさんぜひ楽しんでください」
市長も絶賛する美味しさの芋煮。
配食宣言が行われ、いよいよ味わえるときがやってきました…!
大会のキャラクター、芋煮マンも準備万端です!
芋煮の他にも会場には楽しいイベントがいっぱい…!
例えば、臨時の橋を渡った対岸では…
さんまの塩焼きを販売していたり。
こちらも秋の味覚。香ばしくて美味しかったです!
なぜか人形?とプロレスやってたり…
ステージでは花笠踊りも。
雨にも関わらず多くの方が訪れ、お祭りを楽しんでいました。
山形の芋煮シーズンの始まりを告げる日本一の芋煮会フェスティバル。
参加することができて大満足でした…!
芋煮バスに乗車!
★乗車データ
山交バス C7 千歳公園待合所行き 山形駅西口(山交バス 臨時直行(芋煮バス) 山形駅前行き 消防署前(12:33)→山形駅前(12:53)
※2024年9月15日乗車
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※この記事は暫定版です