普段は鉄道や旅行関連の記事を書いておりますが、久々にサッカーのお話を。
我が故郷のチーム・J3ガイナーレ鳥取を応援するため、香川遠征をしてまいりました。対戦相手のカマタマーレ讃岐は、普段は丸亀市にあるスタジアムを使っていますが、今回は初めて高松のスタジアムで開催されるとあって、参戦してまいりました。
丸亀なら車で行きますが、今回は高松の街中にあるスタジアムとあって、電車で向かいます。まずはことでんの高松築港からスタート!
瓦町駅で志度線に乗り換えて、琴電屋島駅に向かいます。
ちなみに、写っている600形は元名古屋市営地下鉄からやって来た車両という変わり種です。志度線の線形や途中の橋梁の関係で、大型車が乗り入れ不可だったことが理由だそう。
15分ほど(ことでんだけに)コトコト走って琴電屋島に到着。ここから3分ぐらいでスタジアムへ。
丸亀なら駅から歩く、というのは難易度が高すぎるので、ここだけでも大きな違いです。
競技場の入り口には補助トラックがあり、試合時にはイベントブースやグッズ売り場が設置されていました。
早速席を取るためにスタジアム内へ。会場の名は屋島レクザムフィールド。ブルートラックが鮮やかですね。
御覧のようにスタジアムはかなりコンパクト。というのも、周りは住宅街や川が迫っており、かなり敷地が狭いんですよね。
バックスタンドは座席の設置がなく、コンクリート打ちっ放しの階段席。
メインスタンドも収容人数3000人程のメインスタジアムとしてはコンパクト造り。かつ、スタンドを2段構造にして何とか収容人数を稼ぐという、工夫がされています。(後ろが川なので、これ以上は広げられなさそう)
で、見ての通りサイドスタンドはありません。一応、芝生席と名乗っていましたが…ただの通路ですね。(笑)
カマタマーレサポはバックスタンドに陣取っていました。
ほんでもって、アウェイ席は・・・え、ここですか!?
うん、ここはただの通路です。座席ではありません。角度もゼロで、かつフェンスも高いため、子供たちは柵の隙間からしか試合が見れません。
大人達も、柵に沿って1列で並ぶしかなく、「ここで行けるやろ!」と思った人のが知れませんね。(笑)
金沢のゴール裏も中々ですが、ここはそれ以上です。初開催ということで勝手がわからなかったこともあるかとは思いますが、来年以降開催するなら、せめてバックスタンドの一角に設置して欲しいものです。(少なくとも、お金を取っていいスペースではないです。)
で、スタグルを食べようと思いましたが、丸亀より店舗が少なく、かつかなり狭い場所での販売だったため、相当に混み合っていて諦めました。
よって、歩いて5分ぐらいのスーパー「マルナカ」にて食料を調達。
ここは香川ですが、今治の焼き豚卵飯でお腹を満たします。
今回はメインスタンドの席を取りましたが、こちらからだと非常に観戦しやすかったです。
もちろん、サッカー場に比べれば遠いですが、丸亀よりは近く、陸上競技場としてはかなり見やすい部類に入ります。
スタンドもほぼ満員で、ガラガラの丸亀に比べて一体感があり、ガイナーレサポの私としては「アウェイ感」を味わされましたしね。
ただ、電光掲示板が小さくてあんまり見えないのと、音響がショボ過ぎでした。場所によっては、耳を澄まさないと聞こえないレベル。周囲に配慮して、ということなのか、単に設備が・・・なのかはわかりませんが。
(応援も鳴り物禁止で、声と手拍子だけの応援でした。)
で、アウェイ側からはこんな眺め。
後半はメインスタンドがいっぱいで狭苦しかったので、アウェイゴール裏でスタンディングで。西日がきつかった・・・
ゲームは前半の1点を最後まで守り切り、我がガイナーレが勝利!選手もサポも、最後までよく頑張りました!
試合に際し、ことでんも臨時便を出したり、讃岐サポもスタンドを埋めたりと、かなり力が入っていたのを感じました。せっかくの高松での試合ですし、また来年以降も開催してもよさそうですが、問題点も多々あったように思います。
立地は最高なので、とりあえずアウェイ席だけ何とかしてください!そしたら、また行きます!