TOMIXのチキ5500形による200mロングレール輸送用のロンチキ編成に触発され、25m定尺レール輸送用としてチキ7000形も2両導入しましたが、先般投稿の様にチキ7000形に一寸物足りなさを感じます(→こちら)。そこで、チキ7000形にもレール輸送用の設備を搭載することにしました。

 

 

既に、チキ7000にはKATO製の後部反射板(品番Z08-0749)と車間短縮ナックルカプラー(品番28-187)を装着すると共に、返空(空荷で軽量)の時でも安定走行するよう床下に鉛板を詰めて補重してあります。(→こちら

 

この状態で、チキ5500形(奥側)とチキ7000形(手前)を並べた時に、チキ7000形は床上に何もなくて寂しいので、レール輸送用の設備を搭載することにしました。

 

 

 

使用するパーツは、バルディローズの「レール締結装置(空車仕様)」(品番NF-702)と「チキ7000 車番・標記(安治川口常備)」(品番NF-703)です。これにより、JR西日本仕様の25m定尺レール運搬車に仕上げます。

 

 

「レール締結装置(空車仕様)」(品番NF-702)には2両分のパーツが入っており、素材はアルミダイキャストのようです。

 

バルディローズのHPにレール締結装置の取付け方の解説がありますので参考にしました。

 702 レール締結装置(空車仕様) 取付け方(bardirose.com)

 

 

 

バリを除去してから耐水ペーパー(#1000)で磨き、発生した粉をティシュペーパーで拭き取っておきました。ミッチャクロンマルチで下塗りしてから、黄かん色(GMのNo.3)で塗装しましたが、ネット上で見た実物画像ではもう少し赤味掛った朱色です。

 

 

そこで、103系(中央線・大阪環状線など)の朱色1号(GMのNo.11)を上塗りしました。

 

 

塗装したレール締結装置を仮置きして比較してみたところ、似た色合いになりましたので、これにて決定。

 

次に、貨車本体の加工を行います。

インレタは「チキ7000 車番・標記(安治川口常備)」(品番NF-703)は白文字で、JR西日本所属の安治川口駅常備の標記(6両分)に併せた車番で、チキ7003・7004・7057・7073・7085・7097・7101・7115・7116・7117・7019・7020とチキ6001・6064・6025・6370・6037・6368が各3枚、他に検査標記・B1・積空標記と車端部用の白線2本帯(側ブレーキ設置側を示す標記)が印刷されています。

 

 

 

元から表示されているのは、車番のチキ7062と積空標記のみです。

 

 

ネット上で見つけた実車写真を参考に、常備駅の標記から転写を開始しました。

床板側面の柵柱間6mmで幅1mmの箇所に転写するのですが、転写作業が非常に難しくて何とか真面に転写出来たのは1ヶ所だけです。1両あたり2枚で済むところ、この時点で12枚中の8枚も使ってしまい、この調子では残り3ヶ所に足りなくなる公算が大です。そこで、作業方法を見直して万全を期すことにして、インレタの転写作業を一旦中止することにしました。(続く)

 

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