ちと遅れましたが…、
祝!!東海道新幹線開業60周年
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
いわゆる還暦ですね。今年は十二支が辰、そして十干が甲(きのえ)…。十干はなじみのないかたが多いかと思いますが…、『きのえ・たつ』の年なんです。1964年(昭和39年)も然り…。これ十干と十二支が同じ組み合わせになるのが60年に一度なので、60歳が還暦と呼ばれるゆえん…みたいです。
さて前置きが長くなりましたが、じつは個人的にはご無沙汰の東海道新幹線でして…。2013年9月に日帰りでリニア・鉄道館に行って以来。もっとも近年はN700系の派生で統一されてしまっているので、車両にちょっと面白味がなくなっています(←あくまで個人の感想です(^^ゞ)。
2010年2月で500系16両編成が入ってこなくなってからはとくに。あれ以前は見るのも乗るのも、車種が多様で楽しかったな……。
とはいえ、もともと0系が長いこと造られてきて、新幹線の顔でしたからね。(1964年から22年間、38次車まで製造)
そこに国鉄末期、ツンとしたイケメン100系が加わり、部分的に2階建てになり、グリーン席や食堂車が設けられて豪勢な編成になったんでしたっけ… 。あ、階下には個室という編成も。
…しかし、いまになって個室が復活するような話もあるそうですよね。
おっと閑話休題…、私が鉄旅を始めたのは、JR以降の1989年。ただ初めての新幹線は中学の修学旅行(京都・奈良)でしたから、国鉄時代にさかのぼります。よって間違いなく0系だったかと。
ちなみに高校のときも行き先が同じだったんですよ。が、翌年からは広島までに延びまして…。
当時私、非鉄でしたけど、乗り物に揺られてどこかいくのは好きだったんです。さらに遠くへ行ける後輩さんたちをうらやましく思いましたっけ。
そんなこともあり、初めての鉄旅は東海道新幹線に乗ったんです。とにかく京都より『西へ』行きたくて。…まあ大阪でもよかったんですが、ちょっとだけ山陽新幹線に入って神戸がいいかな~と。当時は鉄より旅だったんで、向こうに行ってからは観光メインでした。
帰りの新幹線のなかではつぎはどこに行こうかと考えちゃいましたよ。まだ鉄未満でしたけど、東京駅から西に向かって新幹線に乗れば遠くの街へ運んでくれるんで…。ひとりじゃ遠出も二の足を踏んでいた私を旅に連れ出してくれた…、ある意味”シンデレラエクスプレス”だったんです。
その後すこーしずつ鉄の比率が多くなり、『鉄道に乗るために』に旅に出るようになりました。これひとり旅じゃなければできないこと、あの頃、鉄子はあまりメジャーじゃなかったから。ただ、かなりあとになって気がねなく同趣味の人たちと旅という形も経験しましたけど。
在来線などを知ると新幹線でサッと行くだけじゃ味気ない、またまわり道もしたいと思うようになりました。けれど、いろいろ『在る』からこそ、鉄旅は面白い…。気がつけば、速いも遅いもまっすぐも遠まわりもできる限り旅程に盛り込み、楽しんでいましたね。
とにもかくにも、東海道新幹線は私の鉄旅の原点です。はて山陽区間を含めて何往復しただろう?
60周年をからめて公表された累計の乗客数は70億人だそうです。ストレートにいうなら、日本人ひとりあたり70回乗ったことになります。いえいえ、海外からのお客さんもたくさんいらっしゃるでしょうから、その換算は正しくないし、私個人としては70回どころか30回も乗っていないと思うし…(~O~;)。
そういえば、昨年は7月にJR東海持ちの車内チャイムが変わったんでしたね。あと10月末で車販がなくなったのでした。今度乗ることがあれば、車内の風景・雰囲気が微妙に変わっていそう…。
といっても、駅でドリップコーヒーや『スゴイカタイアイス』は自販機などで買えるそうで、乗車前にはそのお供たちの購入を忘れないようにしたいものですが…。(^^ゞ
いまだ京都鉄道博物館の来訪は『宿題』となっています。新幹線で日帰りで…とは思っていますが、遠出が難しい現状ではいつのことになりますやら…?
★写真…2009.10@大宮鉄道博物館(開業当年を知るという0系21形。可愛いらしいとこを切り取ってみました。^^;)