フェスティバル見学でも列車関係に結びつける、我ながら成長のない鉄道習性
2024年9月28日(土)に、北総線新鎌ヶ谷-西白井の中間位置にある福太郎アリーナ会場で、鎌ケ谷市商工会・鎌ケ谷市合同主催の「第36回鎌ケ谷市産業フェスティバル」を見学に行きました。
市内事業所の製品、商品に触れることが主目的のイベントで、ステージ会場では踊り、ダンス、演奏会などが行なわました。
鉄道関係のコーナーもあり、北総鉄道でミニ電車の乗車コーナーとミニグッズの販売がありました。
このコーナーがなければフェスティバルには行かなかったかなと思いますが、相変わらず鉄道と結びつけてしまうのが習性です。
北総鉄道のコーナーの北側には北総線の高架橋があり、電車の勇ましい通過音がミニ電車の雰囲気を盛り上げました。
イベント会場までは北総・新京成・東武野田線の新鎌ヶ谷駅から徒歩20分、北総の西白井駅からは徒歩25分、新鎌ヶ谷駅からは無料送迎バスも運行されました。
往路はこのバスに乗車し、約10分で会場に到着しました。
バスが会場に入っていく手前で、会場内駐車場が満杯のため空くのを待つ車の長い列がありました。
新鎌ヶ谷駅から会場への距離もあって、会場へのアクセスは車がほとんどで、駐車場は混雑していましたが、それでも電車、バスで来る人は少ないのが実情です。
ここでふと駐車場で感じたことがあります。
デパートの駐車場などでは原則は有料、ただし商品を一定額購入すると2時間無料というようなケースがありますが、この会場の駐車場代は無料です。
それならば電車で来た人には一定数の粗品進呈とか、特定物品を購入の際には値引きとかがあれば、車から電車に誘導できないかな、と。
思いつきですが、北総線だけでも、新鎌ヶ谷駅の有人改札口付近で「お楽しみフェスティバル券」を一定枚数配布するのはどうかと思いました。
産業フェスティバル見学後、会場の近くにある鎌ケ谷市の市制記念公園に行きました。
入口近くに蒸気機関車D51型385が展示されています。
事務所の建物4階相当の屋上に行くと真横の位置に北総線の高架橋があり、電車と同じ高さです。
新鎌ヶ谷を出てさほどの距離ではないのに、「普通」種別の電車でも高速通過していき、北総線の高速運転を実感します。
電車の半数は「スカイライナー」と都営5500形電車で、5500形の編成数の多さを実感しますが、忘れた頃に京急車が通過するのが北総線に花を添えます。
北総線の新鎌ヶ谷方向を見ると、新鎌ヶ谷-初富間の急カーブを行く新京成の高架橋と電車が見えます。
SLと北総、新京成電車を遠望しているうちに、電車を見て子供のように楽しむ自分と実年齢とを照らし合わせると、高齢者でありながら子供のままで成長のない自分に気恥しくもなりながら、北総線高架橋と並行する道を辿って新鎌ヶ谷駅に向かいました。



