4年ぶりの渡月橋 と 嵐電×江ノ電姉妹提携15周年記念乗車券 | まだだ、まだおわらんよ・・・
2024年09月26日

4年ぶりの渡月橋 と 嵐電×江ノ電姉妹提携15周年記念乗車券

テーマ:鉄道・京阪・嵐電・叡電

前回の更新からかなり空いてしまいましたが阪急PRiVACE(プライベース)に乗って桂で下車してからの続きを書きます。

 

阪急嵐山線のホーム、

 

かつての京都線特急専用車だった2扉の6300系、

 

転換クロスシートですが本線特急運用時のものからはすべて取り換えられています。

シートはおそらく9300系と同じもの、当時の横2+2の4列から今は横2+1の3列に。

 

一部はロングシート化されセミクロス車両になっています。

 

そんな6300に乗って、

 

終点の嵐山まで来ました、

 

人力車風のベンチに、

 

行灯風の照明、

 

駅を出て歩いていくとすぐに、

 

中ノ島橋、

この先の公園が川の中洲になっているので中ノ島。

 

上流側と、

 

下流側、

 

中ノ島橋を渡ると嵐山公園中ノ島地区、渡月橋が見えてきます。

 

昨年2023年のちいかわスタンプラリーの時はここで折り返し速やかに大阪方面に戻り伊丹線に向かったのですが、今回はこのまま公園を横切って先に進みます。

 

世界におけるロータリークラブ創立100周年記念と記された方位盤、

 

親柱に「大堰川」とあります、大きな堰(せき)で「おおいがわ」と読みます。

この辺りから上流を大堰川、下流を桂川。

 

この先上流すぐのところに保津川下りの船着場があるので保津川という呼び名も一般的です、

上流から保津川、保津峡辺りから大堰川、渡月橋辺りから桂川、明確な線引きは無いのですが概ねこんな感じのようです。

 

ただし河川法上はすべて桂川、この間の大和川の初瀬川や亀瀬川と同じパターンですね。

久しぶりに橋を渡ります、

 

今回は天気もよかったので写真多めで、

 

反対側の親柱には「渡月橋」

嵐山にはけっこうしょっちゅう来ているような気になっていたのですが、よく思い起こすと2020年の鬼滅の刃のイベント以来なので実に4年ぶり、

人間の感覚というものはけっこういい加減なもの、特に年を取るとなおさらです。

 

史跡及名勝 嵐山、

 

大和川巡りの際に万葉歌碑を見てきたこともあり、これまで気にとめていなかった橋の袂の碑にもつい目が行きます。

 

琴きゝ橋跡

一筋に 雲居を恋ふる 琴の音に ひかれて来にけん 望月の駒

(詠み人知らず)

 

類まれな美貌の持ち主で琴(正確には箏)の名手でもあった小督局は高倉天皇の寵愛を受けるも后である建礼門院徳子の父である平清盛によって都を追われることに、

その後嵯峨野に姿を隠した小督を探しに源仲国を遣いに出した際この辺りで琴の音が聞こえて探し当てた時のことを詠んだ歌。

 

平家物語にも登場する高倉天皇と小督の局の悲恋の物語です。

 

橋から北に延びる長辻通り、

 

ミッフィー、

 

嵐電(京福電鉄)嵐山駅まで来ました、

 

 

駅案内所の入口には

京福嵐電の鉄道むすめのパネル、名前は福王子ひかる

この前の泉北高速鉄道のラッピングにはいなかったキャラクター、

 

叡山電車の八瀬かえでに石坂線の石山ともかなど駅名由来のネーミングが多い中、京福には福王子という駅名が見当たりません。

どうやら沿線の福王子神社由来かと思われますが最寄駅は宇多野駅です。

 

駅インフォメーションに来た目的は、

記念乗車券、

 

江ノ電も最後に乗ってからもう5年になります、

 

嵐電は均一料金250円、

 

この券でのご乗車はできません、

この区間を250円で行けたならばなんて魅力的なんでしょう。

 

また乗りに行きたいですね。

 

江ノ電といえば鎌倉、単に東西の観光名所繫がりというだけでなく、

先ほどの渡月橋の歌碑は平家ゆかりの物語で、こちらは源氏ゆかりの地を走る路線、

周辺の史跡などにもいろいろ繫がりがあって併せて楽しむことができます。

 

そして模型も併せて楽しんでいます、

NゲージはどちらもMODEMO(モデモ)から出ています、MODEMOといってもNゲージャー以外には馴染みが無いと思いますが、「飛行機のハセガワ」の鉄道模型ブランドと言えばプラモデル愛好家の方までは理解できるかと思います。

 

併せて15年前のこちらも紹介します、

姉妹提携初年の2009年に販売された記念乗車券。

 

この頃の嵐電はまだ京紫になっていなくて、

 

大昔の叡山電車にも採用されていた京福カラー、

色目は違いますが緑とベージュ基調で江ノ電にも近い配色でした。

 

記念切符のアイコンと同じアングルで、

 

嵐電では2010年の開業100周年を機に今の京紫の車体が採用されたようなので、この記念入場券のデザインはタッチの差での旧カラーだったということになります。

 

 

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