おはようございます。
本日も、昨日に続き、特急ニセコ号の乗車レポートを投稿してまいります。
こちらはニセコ駅での乗車案内パネル。
駅の柱に貼り付けされています。
倶知安駅はリニューアル工事が進められていますが、列車交換ができなくなってしまったのが残念です。
ニセコ側を望む。
進行方向左斜め前には羊蹄山が見えてきました。
ここで、札幌~長万部間で時間と距離を比較してみましょう。
特急北斗号の場合、乗車時間は2時間8分、距離にして206.4kmです。
一方で特急ニセコの場合、乗車時間は3時間33分、距離にして174kmです。
山線の方が、距離は短いですが急勾配と急カーブが多いので、こちらの方が所要時間は長いのですね。
こうして考えますと、山線を特急が走るのは非常に珍しい話なのかもしれません。
ニセコには10:13の到着。
ここでも10分間停車しました。
ニセコ駅では駅長犬がお出迎え。
みんなのアイドルとなっていました。
小樽から車内販売に汗を流していた高校生の皆さんは、ここでお仕事終了です。
あっ!こんなところにニセコエクスプレスの先頭車が!
1両は苗穂に、もう1両はここにあったんですね。
その隣にはSLも静態保存されています。
余市とニセコの両駅に関して少々残念に思えたのは、列車とホームの高さが大きくずれていた上、舗装されておらず、でこぼこであったことです。
北海道新幹線の開業に運命が左右される山線ですが、せめてホームの舗装や高さの修正工事は実施してほしいです。
収穫を終えた米畑を通過。
東京で買えるのは、いつでしょう。
昆布には10:33の到着。
短い停車時間でした。
今年のらんこし米は例年より旨味が増しているようです。
東京で買える日を楽しみにしたいです。
特急北斗号の場合、乗車時間は3時間51分、距離にして318.7kmです。
ニセコ号になりますと、時間は5時間27分、距離にして286.3kmとなります。
乗車当日は、米の収穫の最盛期であり、収穫済の畑があれば、まだこれからのところもありました。
農家さん、準備ができ次第、収穫しましょう!
東京のスーパーの商品棚で手にすることができるのを楽しみにしていますよ。
黒松内には11:09の到着。
ここの停車時間も短かったです。
黒松内にはこのような駅名標もありましたので、2つ写真を載せることにします。
下り坂になっているのか、この区間は100km/h近い速度で駆け抜けます。
この特急ニセコ号、キハ261系5000番台のはまなす編成が5両編成で充当されています。
ネット上では「6両以上がいい」との声を事前に聞きましたが、私は個人的には5両編成で十分に思えました。
というのは、山線の途中駅にはホーム有効長が4両分しかない駅が数多くあり、実際に1号車のフリースペースがドアカットされた駅があったのです。
室蘭本線の線路が見えてきました。
山線区間はもうすぐおしまいです。
長万部には11:29に到着。
14分間停車しました。
長万部では、この町の公式キャラクター、まんべくんがお出迎え。
キハ150系やDECMOが長万部の側線で待機していました。
山線に充当される各駅停車でしょうか。
長万部からは長万部高校の高校生の皆さんが乗車してきました。
ここで行われたのはオリジナル駅弁や町の特産品等です。
5号車の運転室真後ろのドア口から、専用の法被を着て、かつ駅弁をいっぱい入れた箱を携帯して乗車してきたのですが、彼らを見た瞬間、「しまった!」と感じました。
そのように申しますのも、余市紅志高校の皆さんが作った品物を3,000円近く購入した結果、他の乗車記念グッズを買う予算が減ってしまったのです。
彼らが手間暇かけて作った1,000円の駅弁、買いたかった!
買えばよかった!
長万部からは複線区間ですが、列車は90km/hで走行します。
時間調整をしているのか、それとも先行列車に追いつき気味なのでしょうか。
左上に見える数字の2は特急列車の乗車位置案内です。
明日は、終着の函館に到着します。
どうぞお楽しみに!