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 さて、いよいよこれからが打鐘式踏切の訪問やり直し。半年前に訪れた際は不通でフリーきっぷが危うく無駄になるところだった(そこかい!)。列車救援の場面に遭遇すると云う珍しい体験はしたけれど。

● 損こいた ● 途中下車するなら3県2Dayパスor北陸tabiwaを検討あれ

 タイトルを見ただけにそのアホさ加減に気付いた方は多いと思う。青春18きっぷの通過特例がウロ覚えだったので、越美北線⇔七尾線もOK(✘)のつもりで津幡駅で途中下車しようとしてしまった。当然駅員に指摘されて乗車区間(越前花堂-津幡-西金沢)の料金を支払い。一旦は誤乗扱いで西金沢駅へ送還してくれそうになったけど、それは叶わず。駅員さん、お手数をおかけしました。
 実際に降りたい駅は西金沢駅なので、津幡駅迄の往復の料金と時間は無駄に・・・反省。めげてても仕方が無いので、さっさと西金沢駅に戻る事にする。

 福井 1316-1341M-1440 金沢 1505-440M-1519 津幡
 津幡 1530-434M-1542 金沢 1550(+6)-646M-1553(+6) 西金沢

● 北陸鉄道石川線 ● 西金沢駅⇔新西金沢駅:乗換時間3分

 金沢駅で乗り継いだ646Mが新幹線からの乗換え待ちで6分遅延。西金沢駅での乗換時間が3分となってしまうのでかなり焦ったけど、足早に移動してフリーきっぷを購入すれば、乗換える列車の到着前にホームに入れる位のタイミングだった。なおフリーきっぷに書かれている窓口の営業時間は過去のモノで、今は新西金沢駅は日曜日も窓口を開けている。
 北陸鉄道石川線は北陸新幹線延長開業の2024年のダイヤ改正で、昼間1時間毎が40分毎へと増発されており嬉しい限り。ただ目的の踏切巡りには使い辛いダイヤとなってしまっていて、少々頭を捻らされた。

 新西金沢 1602-433レ-1627 小柳

● 小柳踏切 ● 小柳駅

 前回訪問時は不通で、復旧後に車内から確認しておいた電鈴式踏切は何れも健在だった。小柳駅は大自然の中にポツンとある。
 予想よりもやや遅く雨は小止みとなったが、撮影には困らない程度だった。やって来たのは前回訪問時に立ち往生していた7701F。無事で良かった。(7701F 438レ 16:38)

動画はこちら⇒

● 日御子1号踏切 ● 日御子駅から230m新西金沢方向

 小柳踏切から最短経路で750mだが線路に沿う道は無い。幸い傘不要の小雨の間に移動する事が出来た。踏切の奥の方に見えるのが日御子神社。
 今歩いて来た道は実は大田園を貫いている。
動画はこちら⇒

● 日御子駅 ● 隣は終点鶴来駅

 次の下り電車で鶴来駅へと向かうのだが、線路沿いに日御子駅に歩いてると どうも架線柱が気になる。良く見るとH型断面の多分上窄まりのコンクリート柱。こんなの初めて見た。
 日御子駅の建屋は小柳駅と似た形態。一斉に駅舎を更新したんだろうか。
 一駅だけ乗車する435レが接近。日御子1号踏切を通過しようとしている。 (7102F 435レ 17:04)

 日御子 1705-435レ-1708 鶴来

● 鶴来駅構内踏切 ● ベル式(=打鐘式?)

 打鐘式踏切を探してた時に見た某サイトでは、鶴来駅構内踏切は打鐘式とされていた。でも鐘、見つからない。スピーカーが有るわけでもない。でも前回訪問時にはベルのような音は鳴っていた。ままよ、と踏切近くに陣取って兎に角録ってみる。
 なお鶴来駅では列車別改札を行っていて乗降客しかホームに立ち入れないので、電車の到着・発車をホームで撮る事は出来ない(入場券やったらエエのかな?)。今回は駅員氏(駅長さん?)にお願いして、お見送りをさせて頂いた(運転士は何も気にしてなかった)。ありがとうございました。

 動画はこちら。そもそもベルが鳴る踏切自体も相当に貴重やろね。

 ベルが鳴る踏切か。踏切が鳴り出して赤色が点滅し、そして踏切警手が昔ワイヤー式の昇開式遮断機を上げ下げする時だけベルも連続で鳴ってたような記憶がある。昇開式遮断機は今では可動橋で有名な末広橋梁近くの太平洋1号踏切にしか残ってないみたい。但しYouTubeで見るとベルは鳴ってないけど。

⇒次篇に続く