簡単にカレンダーが作れるテンプレートはこちら
古都の街を彩る京都三大祭のうち、5月の葵祭と7月の祇園祭は千年以上の歴史があるが、時代祭は明治時代の中頃に始まる歴史の短い祭である。
平安神宮 時代祭 ページ ⇒ こちら
1895(明治28)年、平安遷都千百年紀念祭にあわせて平安神宮が創建され、その記念事業として時代祭が始まり、「祭神の桓武天皇と孝明天皇の御霊が、住まいであった御所から街の繁栄を見ながらお供を従えて神宮へ行く」形となり、開催日も桓武天皇が長岡京から都を移し新しい都に入ったとされる、京都の誕生日とも言える10月22日となっている。
その年4月に平安神宮周辺では第四回内国勧業博覧会が開催され、日本最初の電気鉄道の京都電気鉄道が伏見から京都駅を経て会場周辺への輸送手段となり大勢の乗客を運んだ。
第四回内国勧業博覧会及大極殿電気鉄道進行之図(明治28年、作者不明) 左上が平安神宮で「応天門」の表記がある。
「京都電気鉄道」は「大極殿電気鉄道」と記されている。
その縁で京都電気鉄道後期型車両が保存されている
そうだ京都、行こう。 時代祭