今週末に実施する「高知・愛媛県下攻略の旅」の最終確認を実施しています。
これまでも旅に出発する前は、このような作業をやっていて、それぞれこのブログに掲載していますが、実は案外手間のかかる作業なんです。
現地に行くと想定とは違う・・・
旅の準備で最も大きな要素はスケジュール。
例えば今回の旅の1日目(9/21)のスケジュールを見てみます。
【1日目:9/21(土)】
当初の予定はこのようなもので、時刻表で読み取れる発着時刻をもとに組んだスケジュールでした。
しかし旅の準備では、駅の規模による乗り換え可否や起点・終点駅での写真撮影時間などを想定します。
また0キロポストの場所なども事前に調査します。
0キロポストがホーム下に設置されていたりすると、撮影時間に余裕があったとしても、列車が止まっていたりして撮影できなかったりしますので、その列車を見送って撮影を要する場合もあります。
今回の旅のケースでは、宿毛駅の0キロポストが「2番線ホーム下」に設置されているとの事前情報。
宿毛駅は対面式ホームですので、2番線ホーム下を撮影するならば、1番線ホームから撮影する必要があります。
しかし2番線に列車が止まっていると列車に隠れるのです。
そこで今回調べたのが、自分が載ってきた列車が1番線に入線するのか、2番線に入線するのか。
宿毛駅到着番線の記載はありません。
では発車番線は?
宿毛駅発車番線の表示があります。
宿毛駅周辺に引込ヤードが見当たらないことを考えると、宿毛駅では折り返し運転をしているようで、宿毛駅まで乗ってきた列車で中村駅まで帰ることになるようです。
そこで宿毛駅に到着した直後は、自分が載ってきた列車が邪魔で2番線ホーム下の0キロポストが撮影できず、その列車が出発するまで待って、撮影する必要がありそうです。
都心部の駅であれば、何の問題もない行為なのですが、最果てのローカル線の場合、その日のスケジュールにとって致命的な行為になりかねませんので、見直したスケジュールがこれです。
1本見送っても、もともと窪川駅で乗車予定であった列車に乗車できそうです。
このような見方をすると、宿毛線の中村駅始発が6:23。
宿毛駅始発が5:32ですので、朝一番は宿毛駅に始発列車が留置されていることが読み取れます。
さらには中村駅始発の6:23発の列車は6:56宿毛駅着なので、宿毛駅6:24発の列車も留置されていることが読み取れます。
実際、宿毛駅1番列車・2番列車は発車番線が違いますね。
財政事情を考えると、中村駅から回送で列車を持ってくることは考えにくいですからね。
旅の工夫を重ねると「乗り鉄」から「時刻表鉄」に変貌を遂げているような気がします。
おやすみ~