箱根登山鉄道全駅間歩き(小田原-桃源台) その10・早雲山駅からは山道を登って | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その9からの続き

 

-早雲山(13:18着・13:30発)-大涌谷(14:20着)-

 

 

強羅公園を抜け、急な坂道が続くケーブルカー沿線を登っています。

 

県道をいったん外れると、まもなく早雲山駅が見えてきました。

第三ラウンドのロープウェイが出迎えてくれました。

 

 

 

というわけで、ケーブルカーの終点・早雲山駅に到着。

現在は乗り継ぎ駅という色が強い早雲山駅ですが、

温泉宿も数軒あり、ここで下車する人もそれなりにいそうな雰囲気。

 

 

 

早雲山駅からも強羅方面を見下ろすことができます。

左奥の展望台には帰りに行こうと思って…忘れてました。

 

 

 

というわけで、ケーブルカーのホームを紹介。

写真自体は帰りに撮ったものですが…。

 

ケーブルカーは駅舎の地下1階に乗り入れています。

このホームで車体の点検も行われるため、天井には足場が設けられています。

 

 

 

早雲山駅の標高は750メートル。

強羅駅から1.2kmあまりで200メートル以上登りました。

 

ここから先は第三ラウンドの箱根ロープウェイにバトンタッチです。

箱根ロープウェイは、早雲山から大涌谷を経て桃源台に至る4.0kmの路線です。

1960年に全通し、2度の車両更新を経て、現在に至ります。

 

 

 

ロープウェイ乗り場は地上2階。

公式の標高も757メートルとケーブルカー駅の標高よりもプラス。

 

こちらも帰りに撮影した写真。

反時計回りで運行しているため、降り場が手前側、乗り場が奥側です。

 

 

 

さて、ゴールの桃源台まで歩いた後は

代行バスとロープウェイを乗り継いでここまで戻るつもりです。

ロープウェイの乗車券を持っていないと代行バスには乗車できませんが、

ゴールの桃源台駅では乗車券が発行できないことが判明。

 

窓口でどうすれば良いか相談してみると…

早雲山駅で桃源台行きの片道切符をあらかじめ購入し、

未使用の状態で桃源台駅の窓口に出せば行先変更してもらえるとのこと。

ひとまず券売機でロープウェイの片道切符を購入し、

先へ進むことにしました。

 

…フリーパスにしておけば、

こんな心配しなくて良かったのに。

 

 

 

さあ、いよいよ第3ラウンドの始まりです。

上強羅駅の先から歩いた県道に戻って、さらに先へ進みます。

 

 

 

まもなく民家はなくなり、ちょっと寂しさを感じる山道に。

山道といっても、ケーブルカー沿線のような急な登りではありません。

 

 

 

ロープウェイの次駅・大涌谷は硫黄があちこちに吹き出る荒々しい光景で有名。

山道を進むと、次第にその一端が見え隠れするようになりました。

 

 

 

しかし、ここで雨脚が急激に強くなりました。

慌ててレインウェアを装備。

 

晴れ予報はいったい…。

 

 

 

木々の間から煙…これはどうやら硫黄っぽい。

言われてみれば、ほのかに匂ったような。

 

大涌谷が近づいてきたみたい。

 

 

 

道ばたに雪が目立つようになりました。

少しずつ登っているとは思っていたけど、だいぶん標高が高くなってきたみたい。

 

大涌谷の駐車場閉鎖時刻が予告されてる。

やっぱり混むのかな?

 

 

 

突き当たりを左折して、大涌谷へのアプローチへ。

歩き出してまもなく、進行方向の道路が渋滞しはじめました。

やはり大涌谷の駐車場が混雑しているらしい。

 

 

 

ロープウェイをアンダークロス。

奥には大涌谷駅も見えています。

 

はっきり言って、歩く方が速いレベルの渋滞。

インバウンドの方が傘さして歩いてたけど…あれはバス間違えたのかな?

 

 

 

さあ、大涌谷が見えてきました。

晴れるどころか、本降りの雨が降っています。

もうヤケクソです。

 

 

(その11へ続く)

 

 

早雲山駅から大涌谷駅手前までのGPSログ(1/13,500)です。