昨日ネットで「北千住駅には何がある」という記事を見た。
北千住は日光街道の宿場町として栄え、1896年に常磐線の駅が開業、1960年代以降路線の増加で住宅、商店が発展した。西口には複数の商店街がある。東口は学生街、住宅街の雰囲気がある。大まかにはそんな内容だった。
北千住については、いくつかブログに書いたことがあるが、記事に便乗して今回はその一つを再掲する。
北千住については、昔から交通の要衝だったこと、日本橋を起点として最初の宿場町だったこと、については何となく知っていたが、具体的には全く知らなかった。
出かけるには手ごろな場所なので、散策する気になった。
改札を出て数分で宿場町通り商店街にたどり着く。この通りは旧日光街道でもある。
その一画にある「街の駅」でマップをもらい、通りを散策する。
面白い建物が所々にあるが、人通りが多くてシャッターチャンスがない。
マップでは「魚の骨のように」と表現されていたが、通りの両側に細い路地が数多くある。
その中でちょっと個性的だったのがこれ。毎日通り飲食店街。
おそらく夜は華やかな飲み屋横丁になるのだろうが、このときは人通りもまばらで、店先には自転車や野菜が置かれていた。
とにかく路地が多い。こんな狭い、すれ違うのがやっとという路地も気兼ねなく通り抜ける雰囲気がある。
路地に入って、いきなり生活感がある光景に出くわすという感じのところも多い。
洗濯物が干してあったりする。昔懐かしい雰囲気だが、さすがに写真に撮るのは遠慮しなければならない。
都内に路地は多いが、ここ程もろに生活感がある路地の記憶はない。
そしてこちらは飲み横。こんな感じの所は、特に珍しくはないのだろうが、これが延々と続くとなるとやはり特筆すべきだろうと思う。
それにしても路地が多い。人通りも多い。