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今回は、だいぶ前の樽見鉄道の写真をご紹介します。大垣駅で出発を待つ樽見鉄道の気動車ハイモ295-310形315。

樽見鉄道は大垣〜樽見間34.5kmの路線です。2006年3月までは、住友大阪セメントの貨物列車が運行されていました。下の写真は、本巣駅を出発するハイモ230。
本巣駅は、大垣駅起点16.2kmのところに位置し、1面2線の地上駅です。2006年3月までは貨物列車の運行があって、貨物の取り扱いがありました。駅構内には樽見鉄道の本社と車庫があります。数両の軽快気動車が留まっていました。
樽見鉄道カラーのハイモ230。ハイモ180は小さすぎたので、ハイモ230では車体長15.5mのボギー台車の車両になりました。
写真のハイモ180-202は富士重工製のLE-CarⅡと呼ばれる軽快気動車です。輸送力が小さく2006年までに3両あったハイモ180は廃車になりました。
バスのような車体でした。
JR東海から5両の14系客車を譲り受けた車両です。樽見鉄道では、オハ2000、スハフ2200となりました。通勤通学の輸送力列車やうすずみブルーライン号として活躍した後、2006年までに除籍され、その後解体されました。
本巣駅に留置されていた元14系客車。
開業時は、貨物列車や客車列車が運行されていた、活気のある第三セクター鉄道でした。

ネガスキャンした古い画像ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。鉄道コムへ