今日はピンチヒッターで夜勤に登板中の踏切の番人です!今回は久しぶりに鉄道模型ネタから離れて、ある鉄道車両について思い出を綴らせていただきます!

本題の車両は9月7日に中央線快速から引退した209系1000番台です!

地元西武鉄道では間もなく「DORAEMON-GO」の運行が終了、上毛電鉄716編成廃車やJR西日本681系元スノラビ編成全廃など色んな話題がありますが・・・中央線でピンチヒッターを務めた209系1000番台は、個人的に身近な存在だったので運転終了はショックでした。
前置き長くなりましたが本題に入りましょう。
2018年10月13日の「さよなら運転」をもって常磐緩行線から撤退し中央線向けに転用改造された209系1000番台、2019年3月ダイヤ改正から中央線快速グリーン車導入で改造工事を行う既存車両の穴埋めをするため約5年半活躍してきました。
今まで撮り溜めていた写真と共に彼らの勇姿を振り返ってみましょう。
【209系1000番台ヒストリー】

1999年12月4日に常磐緩行線で営業運転を開始した209系1000番台は10両編成2本を製造、 中央線に転用されるまで取手駅~代々木上原駅間で活躍していました。(2010年1月2日 / 代々木上原駅にて)

常磐緩行線で2009年9月にデビューしたE233系2000番台の投入が2017年3月に完了、その後も209系1000番台は活躍していましたが、中央線快速でのグリーン車導入による予備車として転用されるのでは?という噂がチラホラと・・・

2018年9月19日から209系1000番台に引退記念ヘッドマークを掲出(2018年9月25日 / 綾瀬駅にて※下写真も同じ)

エメラルドグリーンの帯を纏う209系1000番台 が見納めに・・・住み慣れた松戸車両センターを去る日が間近となりました。

2018年10月13日をもって常磐緩行線での運転を終了、大宮工場で転用改造工事を行い新天地となる豊田車両センターへ。

中央線快速で行われた試運転の様子、転用改造され顔や側面は綺麗になったが屋根上の汚れがやたら目立つ(2019年1月28日 / 国立~西国分寺にて)


東中野駅~中野駅間を走る209系1000番台、桜の名所を5年半駆け抜けました。中野の桜を愛でる事はもう無いのだろうか・・・(2021年10月25日 / 東中野~中野)
189系が引退してつまらなくなった中央線に、間髪入れず颯爽と登場した209系1000番台、乗る楽しみ撮る楽しみ、そして出会えた時の喜びを与えてくれる有り難い存在でした。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
