現在は志摩スペイン村ラッピングトレインとして活躍する5800系DH01はそれ以前にも帝塚山大学のラッピング車として活躍していたことがあり、全面ラッピングを2度経験している編成になりますが帝塚山ラッピングが終了してから志摩スペイン村のラッピングが開始されるまでの期間が非常に長く、その間は標準塗装の目立たない日々でした。ただ帝塚山ラッピングの頃は原則として尼崎までの運行だったので標準塗装に戻ってからの方が運用範囲が広くなっており、「こんなこともあるんだなぁ」って思ったりもしました。
(2017.1.10 石切〜額田間にて撮影)
神戸三宮行きの快速急行に充当される標準塗装時代のDH01です。近鉄車は神戸三宮までの入線ですが直通開始から数年間は駅名が「三宮」のままであったため方向幕も「快速急行 三宮」表示で用意され、駅名改称後も暫くは幕が更新されず旧表示のまま運用に入っていました。
(2017.1.10 石切〜額田間にて撮影)
DH01は帝塚山ラッピングの時に阪神乗り入れ対応工事を受けており、完了後はラッピングの上に阪神対応を示す蝶のマークが貼られましたが現在の志摩スペイン村ラッピングでは省略されており、デザイン上の問題なのか気になります。奈良・京都・橿原線系統ではこれから新型車両8A系がデビューしますが同系は阪神乗り入れには対応しないので区別のためにも5800系等現行の阪神対応車にある蝶のマークは無くさないでほしいと思っており、今後の扱いがどのようになるのか注目したいです。