川正線の工作も少しづつ続けていますが、目下の優先課題はOナローのレイアウトです。
とは言え、決して川正線をないがしろにしているわけではなく、川正線の完成度を高めるために、バラストの着色や、草の静電接着などの稽古場を作る意味合いもあるのです。
Bachmannの0-4-0が入線! 客車はようやく塗装しました。
まずは、線路を固定しなければなりません。そのためには、ベースボードが必要です。
手持ちのベニヤ板のサイズは900mm×600mmなのですが、このままでは長手方向が足りません。そこで、図1の赤いラインをカットして、図2のように、切り継ぎ加工を施すことにしました。
・・そう言えば、ちょっと前(かなり前?)のTMSのレイアウトプランコンテストがこんな感じで、定尺(1800×900)1.5枚か2枚分のスペースに収まればO.K.じゃなかったかしらん。
図1:ベニヤ板のカットライン
図2:切り継ぎ完成図
大きなカッターの替刃を買いに行くのが面倒くさかったので、ベニヤのカットには、いつもの細工カッターを使いました。2.5mm厚の薄いベニヤだったため、意外にすんなりカットできました。鋸のような切りしろもないので、ペーパー工作と同じくらいの精度で切出せましたよ(「すんなり」とは言いましたが、定規をしっかりと固定して、10~20回ほど、力を入れずに切込みを重ねる必要があります)。この調子なら転車台用の穴も、サークルカッターで簡単に加工できそうですね。
出来上がったベースに線路を置いてみたところです。長手方向は伸びたものの、四隅を切り落としたので、元の板よりコンパクトに見えます。
このボードの下は、50ミリ厚のスタイロフォームを貼り付けるつもりですが、ポイントの遠隔操作のロッドや、配線の納まりに一工夫が必要です。
工作が思ったより捗ったので、思う存分、運転に没頭しました。
最後は、新規入線の0-4-0と、塗装したばかりの客車を使った機回しの動画です。
尺の関係で早回しになってしまい、せわしない動画ですが、ご笑覧ください。
ところで、ケーディーの解放ランプを設けるとすれば、ホームが一面なので、同じ直線上に、上り用と下り用の2か所が必要になりますが、直線区間が非常に短く設置が困難です。動画のように、リックススティッカーに頼ってしまうのが賢い選択かもしれません。
私は、鉄道模型の運転の中でも”機回し”が大好きなので、今日も存分に楽しむことができました。これに転車台があれば、もっと楽しいことでしょう。
さて、レイアウトの製作って、ベースボードとか、線路の固定辺りが、最もワクワクする工程だと思いますが、みなさんはいかがでしょうか?
本日も、ご訪問ありがとうございました。