大雪 カムイミンタラ 下

テーマ:

上から続く

 

石室にザックを置き、裏手の桂月岳へ。

岩場を登り山頂、切れ落ちた下界には層雲峡、向かいにはニセイカウシュッペ山。

予想外な壮大な展望に驚く。

谷底にしがみ付いているのは層雲峡のホテル群。

四年前には観光に訪れているが、まさか見下ろすとは。

景観に見惚れていると足元にエゾシマリス。

2匹くらいが出たり入ったりと、粘って撮ったが小さく。

シマリスを撮りたいが迫る日没に追われ石室に戻る。

と、キタキツネの姿。

何か咥えている。

どうやらウサギの様。

隠したのかな。

キタキツネが居るという事はエキノコックスの危険、北鎮岳の雪解け水を

飲まなくて良かった。

黒岳石室とテン場、後方は烏帽子岳。

確かに烏帽子。

石室を素通りし黒岳へ。

黒岳とニセイカウシュッペ山。

黒岳から駒草平、銀泉台を見下ろす。

こちらも歩いてみたい。

黒岳沢の強烈な崖。

凄い、昔々はこの辺りを登って来たそうだが考えられん。

樹海峰の元に大雪湖こと石狩川、白い橋は取水塔。

ダム堤体は手前に僅かに見える物。

石室に戻りビヤーを求め、冷えたビヤーが染みる。

飯を造りながら呑む。

目刺しは軽く栄養豊富で山に合う。

石室で購入した物も含めゴミは全て持ち帰り、缶を洗った水で水割り。

堪らなく最高で幸せ。

お湯で戻る親子煮を

アルファ米のパックで戻すんですよ。

で、親子丼。

うめぇ-w。

次はラーメン。

無印の乾燥スープ野菜は安心の国産。

これまた美味しw

コレマタ登場、西九州新幹線。

日が暮れる。

桂月岳の影。

桂月岳、凌雲岳

カムイミンタラの夜。

すっかり暗く成り箱に。

本当に石で驚く、銀マットは元から貼られている物。

少々、湿気が強いが持参のシュラフとマットで快眠。

しかし、同室のドイツ人の重ねたエアマットがバリバリと煩く。

深夜に起きたので星を撮ったが雲多くダメダメ。

次に起きたらすっかり明るく、日の出見逃す失態。

早々に出発される方々横目に朝飯。

セコマパンに無印のテールスープ。

ゆっくりと出発。

北海岳に向かう。

御鉢から流れ出る赤石川。

温泉水も含まれるため飲用には適さず。

渡渉って楽しい。

多分、屏風岳。

 

北海沢を渡る。

 

誰も居ない、我独り。

ああ、最高。

ナキウサギ居らず残念。

チングルマの大群落。

花を愛でたい。

 

北海岳山頂

白雲岳さらに先、トムラウシ方面への分岐。

黒岳

御鉢から北鎮岳。

なだらかな間宮岳の向こうに旭岳。

すれ違う方に濾過器落ちて無かったかと訊くと落ちていたと。

ああ、その坂登らないといけない。

遠く石狩岳。

トムラウシ方面は雲の中。

忠別岳。

 

間宮岳分岐から裾間平で中岳温泉に入りたかったが旭岳に

取に戻る。

恐々、登るが落ちておらず、誰かが拾った様。

山を汚さずに済んだのは良かったが。

下山開始。

急坂だが裏よりマシ。

その裏も少し前より良くなったとか。

雨に降られ始め。

気温は高く、充分汗を掻いているのでザックカバーだけ装着。

観光地まで下りて来てしまった。

 

 

 

白樺樹液で一息。

駅から遠い。

愛車待たせたな。

東川で洗濯し、旭川の深夜まで営業のスーパー銭湯。

もう行きつけw

生大!!!!!

ザンギに白菜漬けの山わさび載せ 美味し。

 

ザックのサイドポケットに無くしたら困る物は入れていけないとの教訓。

 

また来る時には中岳温泉で爽快露天温泉するのだ。