今日の1台・1178

テーマ:

 

所有事業者:京都市交通局(京都)

仕様・用途:一般路線仕様

登録番号:京都200 か 3977

局番:3977号車

配置:洛西営業所

初年度登録:2021年

シャシー製造:いすゞ自動車

搭載機関:いすゞ4HK1-TCS型

車体架装:ジェイ・バス宇都宮

車両型式:2KG-LR290J4

車名:いすゞエルガミオ

撮影日:2023年2月11日(土曜日)

撮影場所:京都駅烏丸口

 

 

京都市バスのエルガミオです。

京都市バスにおいて、中型車の導入は久々のようで、少なく見積もっても2005年(度)が最後で、2020年(度)に再導入したと思われます。京都っていうとどうしても観光地への輸送がメインで、大量の乗客を運ぶ必要があることから、大型車の導入を主軸にしていたのでしょう。中型車はおそらく狭隘道路がある路線に充当されていると思いますが、新旧問わず導入数の少なさから、京都ではそんなに(中型車は)必要ないのでしょうね、きっと。

 

画像の3977号車が塒とする洛西営業所は、1979年に開設された京都市バスの中でも一番新しい営業所で、主に西京区や右京区、そして南区を営業エリアとしています。

西京区は京都市の西北部に位置し、向日市や長岡京市、亀岡市が隣接していますが、沿線には洛西ニュータウンや京都大学(桂キャンパス)、西芳寺(「苔寺」で有名)、松尾大社などがあり、バスの需要が格段に高いエリアになります。市営地下鉄の延伸計画もあるようですが、今のところ、バスは沿線住民にとって欠かせない足になっています。

 

2004年に管轄する路線の6割を近鉄バスに委託し、車両整備も近鉄バスに委託するようになり、2014年には全ての管轄路線の運行を近鉄バスに委託しました。現在でもその関係は変わっていませんが、だからと言って、営業所を近鉄バスに移管すると言えばそうではなくて、あくまでも京都市交通局が運営にあたり、近鉄バスに委託するというスタイルを堅持しています。

 

 

【参考文献・引用】

バスラマインターナショナルNo.179

年鑑バスラマ2021→2022

(いずれもぽると出版社 刊)

ウィキペディア(京都市交通局、京都市営バス、京都市営バス洛西営業所、京都市西京区など)