2024年5月のバス旅日記。
鉄道廃線跡をメインに巡るバスツアーに参加した際「モノコックバス」貸切乗車というのがありました。現在(2024年)は全国に4台しかないという「モノコックバス」だそうで北海道では1台のみという貴重なバスに乗らせて頂きました。
今回ツアーでお世話になったのは士別市の士別軌道さん。左側に停まっているバスで3日間移動しました。右側に停まるのは士別軌道さん所有のモノコックバス。
モノコックバス乗車まで少し時間があったので待合室で待機。室内にあった路線図を見上げると北1線・43線など独特なバス停の名がならんでいました。
待合室には不要になった道具類が並び販売されていました。「おやめください」と書いた札…なんに使ったのかしら?ツアー客の方が購入してました(笑)
モノコックバス…鉄板を貼り合わせたボディに強度を持たせ骨組みの無い構造をしたバスなんだそう。以前は日本各地にあったバスなんですって。
日本ではもう4台しかなく、路線バスとして定期運行しているのはこの写真のバス1台だけなんだそうです。今回は定期運行後に貸切して頂きました。
そんなレトロバスの車内へ…ドアも歴史を感じさせます。
ベンチシートが並ぶ車内。
とても綺麗に保たれてしました。とても大事にされているんですね。
ツアー客を乗せて出発。車庫から出る前に可動したバス用洗車機の中を通ってくれました。古いので車内に水漏れしてましたが…(笑)
運転手さんがブレーキを踏むと連動してこのようなサインが光ります。そういえば子供の頃のバスってこんなんでした。
士別軌道本社から出発し、宗谷本線のJR剣淵駅まで約15分のバス旅は終了。
もうモノコックバスには乗る機会は無いかもなので最後に記念撮影。とても貴重なバスに乗らせて頂きありがとうございました。
(おしまい)